コンビニの定番缶詰「缶つま」でも北海道は凄かった! 限定味『ふらのポークチャップ』が白飯進みすぎて裸の大将になるレベル

ロケットニュース24

コンビニやスーパーの缶詰コーナーのレギュラー「缶つま」。ちょっと高めだが、その分種類が豊かで味は間違いない。私(中澤)は鮭ハラスをよく買うが、これとか広島県産牡蠣醤油漬けとか、何かとずるいラインナップで攻めてくる。こんなん、ついつい買ってまうやろ。

そんな缶つまにおいても北海道は凄かった。それは北海道から帰る間際、旭川駅で空港行きのバスを待っていた時のこと。

・お土産は難しい

「そうだ! 編集部にお土産買わなきゃ」と思い至った私は、駅前のイオンモールの中にある『きたキッチン』に入ってみた。道産食品のセレクトショップである『きたキッチン』。道民にどう思われているかは知らないが、その時は結構地元民らしき買い物客が見受けられた。

ものは良さそう。あと、バイヤーのこだわりがありそう。東京で言うと『北野エース』みたいな雰囲気を感じ取った。でも、お土産って結構難しいんだ。気持ちとしては、うにとか鮭とかラーメンとか買って帰りたいところだが、人数分となると大変だしなあ。日持ちも大事だし。

・知らんかった

そんな感じで行きついたのは缶詰コーナー。エゾしかとか珍しいが、よく考えたら、以前エゾシカの缶詰食べたことあるなあ。お土産は自分もちょっと楽しめるものが良い。なんとなく商品を物色していたところ、こ、これは……!


缶つまの北海道限定味!!

そもそも、缶つまに地域限定味があるなんて知らなかった。しかも、売られているのは『ふらのポークチャップ(税込648円)』。そこですか


・限定オーラ

マストというほどのものでもないB級グルメなだけに、逆に厚岸の牡蠣とか鮭児とかより限定オーラを感じる。しかし、これは缶詰に興味がある私以外テンションが上がらないものかもしれない。特に、北海道にも缶詰にも興味がない編集部員に渡してもなんか微妙な反応になりそうである。


そこで自分で食べてみた。

・おむすび何個でもいけるレベル

要は豚肉のケチャップ煮なので、味の質としては素朴である。ただ、食べていると、やはり違いを感じた。トマトの酸味とコクが強く、すぐに次のひと口が欲しくなる。これは素材の良さだろうか? スポンジが水を吸収するように、舌の奥にウマさが浸透する


試しに、白飯おにぎりと一緒に食べてみたところ……


何個でもいけるんだな

素朴で平和な世界が口の中に広がった。このセットは心を幸せにする。素朴な味なのになあ。素朴だからかな

SNSで繰り広げられるののしり合い、終わらない戦争。なぜ人は争うのか? なぜ給料は上がらないのか? 理不尽にぶつかった時は、『ふらのポークチャップ』とおむすびを食べよう。きっと少しだけ明るくなれるはず。そう、富良野の花畑みたいにね。

参考リンク:K&K缶つまJAPAN
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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