先日、阪急うめだ本店で行われた「ニューヨークフェア」に参加した際、見たこと無いジンジャーエールを発見。実は昔、狂ったようにご当地ジンジャーエールや自家製ジンジャーエールを飲んでいた筆者は、まさかの遭遇に大興奮。
ニューヨークフェアで売ってるようなジンジャーエールだ。めちゃくちゃ甘かったり、辛かったりするんじゃね? って思ったから、普通のジンジャーエールと飲み比べして徹底比較するぜ!
・天然ジンジャーエールの力
今回購入したジンジャーエールは、アメリカの「BOYLAN BOTTLING(ボイラン ボトリング)」というブランドのものだった。BOYLAN BOTTLINGのドリンクは甘味料にケインシュガー(サトウキビから作った砂糖)を使用しているそうだから、自然な甘さが期待できる。
原材料などを見てみると……
一方、カナダドライのジンジャーエールは以下の通り。
成分的に似ている部分もあるが、大きな違いは天然成分か。そのためか、BOYLAN BOTTLINGは健康志向の方に人気だそうだ。
ちなみにあれ? って思った人もいると思うが、カナダドライは350mlで126kcal、一方BOYLAN BOTTLINGは355mlで140kcalとなっており、実はBOYLAN BOTTLINGの方が高カロリーだったりする。
しかもカナダドライは購入価格が68円、BOYLAN BOTTLINGの購入価格は350円なので、いくら瓶の値段が乗ったとしてもかなり割高。今のところ勝ってるとこ少ないぞ、頑張れBOYLAN BOTTLING。
・BOYLAN BOTTLING開封の儀
さて、BOYLAN BOTTLINGを購入するとき「蓋は回すと開くから栓抜きいらないよ」とベテランっぽい店員の方が教えてくれた。実は栓抜きで蓋を開けるのが好きなので、ちょっとだけ残念。
タオルで滑らないように固定して軽くひねると、小さくプシュッと炭酸飲料の気持ちいい音が鳴った。音的に炭酸はちょっと控えめな気がする。
・王道スタイルだけどしっかり違う
まずは、グラスに注いで見た感じの比較から。
BOYLAN BOTTLINGのジンジャーエール
カナダドライのジンジャーエール
見た目的にはほぼ一緒で、ちょっとカナダドライの方が色が濃いかなーっといったところ。また匂いの方も似ているが、BOYLAN BOTTLINGの方は少しだけハーブのような爽やかな匂いも混じっている。
・実飲
では、味の方はどんなもんかな? まずはBOYLAN BOTTLINGから。
えーと、めちゃくちゃ甘そうとか辛そうとか言ってすいませんでした。このジンジャエールめっちゃ飲みやすいじゃねーか。
果糖ブドウ糖液糖を使った炭酸みたいにねっとりとした甘さじゃない。スッと入ってくる甘さで、スッキリとした口当たりとなっている。
加えてレモンオイルやライムオイルがスッキリとした甘さに合わさることで、爽やかさをより加速させていた。
次にカナダドライのジンジャーエールを飲んでみると、風味と後味に違いを感じた。こちらはジンジャー味が強い。ジンジャー1本勝負なので、より香料を使っているのだろうか。
また、カナダドライのジンジャーエールは元々後味が残りにくいものだとは思ってたが、BOYLAN BOTTLINGのジンジャーエールを飲んだあとだと味が結構口に残るように感じた。
これらの点が気になる人にとっては、BOYLAN BOTTLINGはカナダドライを超えていると言える……のかもしれない。ただ先にも述べたように、カロリーが低いわけではないし、何より価格面で結構な差がある。
気軽に手を伸ばせる商品ではないが、もし天然成分を多く使った商品に興味がある人はぜひ一度飲んでみて欲しい。
参考リンク:BOYLAN BOTTLING
執筆:MG小川
Photo:RocketNews24