【レア】自販機で売ってる「淡路島のオニオンカレー」は口の中でタマネギビックバンを巻き起こすとんでもないカレーだった

ロケットニュース24

ある日、筆者の友人が淡路島のお土産と言って銀色に輝く缶詰をくれた。調べてみたところこれは『ゴトカン』といって、ご当地の魅力が詰め込まれた缶詰らしい。

友人がくれた “from淡路島” のゴトカンに入っているのは『淡路島産たまねぎのオニオンカレー(インド)with オニオンスープ』というなかなかインパクトのあるご当地グルメ。名前にタマネギが3回も入ってるし、謎の(インド)もあるしこれはもう食ってみるしかねぇーッッ!

・ご当地缶詰『ゴトカン』

今回紹介するのは、ご当地の魅力を詰め込んだ缶詰『ゴトカン』『淡路島産たまねぎのオニオンカレー(インド)with オニオンスープ』だ。

ゴトカンは各地のご当地自販機でのみ購入することが可能な激レア商品であり、ゴトカンとして認定されるにはご当地愛やご当地貢献度などの厳しい審査を通り抜ける必要があるそうだ。

このオニオンカレーも審査を通り抜けてきたのだから、期待は高まるばかりである。なお、公式サイトで調べると価格は税込1000円とのこと。


・タマネギの爆弾

開封する前に、裏の内容物を確認していこう。

下のスープの方は特別変わったものは入ってなかったが、気になるのはカレーに含まれるタマネギ四天王の方々だ。

「トマト・ジュースづけ・オニオンソテー」「たまねぎしぼり汁」「フライドオニオン」「オニオンマッシュルームソテー」。どんだけタマネギいれるねんって叫びたいほどタマネギの魅力が詰まっている。


・中から意外なものが

内容物はこんな感じ。カレー1袋とオニオンスープが5袋、そして謎の黒い物体が1個。

確認してみるとこれは、空になった缶につけるキャップマグネットであった。確かに缶をコレクションしたい人にキャップはピッタリだ。

マグネットの方では、タマネギの頭をしたマスコットが「知っとー」と神戸の方言を喋っている。意味は「知っている」だ。


・タマネギの匂いは空に上るほど

キャップを確認したところでレッツクッキングタイム! 

パウチには「インド風」と記載されているから、商品名の(インド)はインド風ってことらしい。さて、まず一般的なレトルトパウチに入っているオニオンカレーは5分から7分の湯煎にかける。

カレーを温めている間にオニオンスープの作成に取り掛かろう。

サッと器にスープの素を出してみると、ブワッとタマネギの濃い香りが鼻孔をくすぐり食欲をそそる。この匂いならばカレーの強い香りにも対抗できるかもしれない。

お湯を注ぐと、湯気と共にその匂いはさらに香り立つ。今すぐこのスープを飲み干したいが、カレーができるまで絶対に俺は飲まんぞ。


・本命登場、インド風オニオンカレーの実力

オニオンスープの誘惑に耐えること数分、湯煎終了をアラームが知らせてくれた。アッツアツになった袋を何とか持ちながら、器にドロドロと注いでいく。この瞬間がレトルトカレーを作るとき1番楽しい。

まず匂いだが、一般的なレトルトカレーに比べてやや甘い。おそらく淡路島の甘いタマネギパワーだろう。少々残念なのは具がないこと。旨味は全て溶け込んでいるのだろうけど、やっぱり何かないと寂しく感じる。

とか何とか言ってても結局は食べてみないと分からないことが多い。いただきます!


タマネギビックバン!


タマネギの大爆発から始まったオニオンカレーは、タマネギのコクや甘みがズドンっと1番最初に伝わってきた。

しかしタマネギに完全に支配されることはなく、スパイスやクリームの活躍によりテイストはしっかりインドカレーである。

甘みが先行してくるが、喉を通り過ぎたあと口の中にはじんわりとした辛さも残る。何度でも口に運びたくなる美味さだったが、ご飯じゃなくてナンの方があってたかも。


スープは思っていたよりもスッキリとした味わい。変なクセがなく飲みやすいため、カレーと合わせても違和感を覚えることなくスルスルと飲むことができる。


・しっかり淡路島を感じられた

淡路島が生んだ甘みたっぷりのタマネギ、そしてその魅力をあますことなく堪能できるオニオンカレー。レトルトカレーでここまでのクオリティを出せるのには、かなり驚いた。

スープの方は5袋もあるので、アレンジして使おうと思う。例えばパンとチーズを用意してオニオングラタンスープ風とか、スープでタマネギを煮込んでまるごとオニオンスープとかも面白いだろう。

ちなみに、ゴトカンはカレー以外にもアヒージョドレッシングはたまた将棋のコマなどもある。もし見つけたらお土産に買ってみたらどうだろうか。

参考リンク:ゴトカン
執筆:MG小川
Photo:RocketNews24

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