iPhoneだけだよ? 脱Lightningへの道のりまとめ

GIZMODO

今年こそは!って3年くらい言い続けてる。

iPhoneにLightningコネクタが搭載されてから、今年で10年になります。10年もたつと規格は古くなり、転送速度や充電速度の面からLightningの引退を望む声が多くなってきました。新たな充電コネクタとしてはUSB Type-Cが期待されますが、いっそのことポートを全部取り払ったMagSafeオンリーな仕様になるのでは?との予想も。

この記事では最近登場したiPhoneの充電コネクタに関するニュース、ついでにギズ的に気になったUSB Type-Cにまつわる記事をまとめていきます。

脱Lightning、少なくとも検討はされているみたい

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今年のiPhone 14で脱Lightningが期待できる理由のひとつに、EUで進められている法案があります。この法案はモバイル機器の標準をUSB Type-Cで統一しようとするもの。これがきっかけでiPhoneもUSB-Cを検討しているのでは?というニュースが飛び交いました。

この話は去年からあるものですが、今年に入って動きが加速している印象。Appleも検討はしているようですよ。

いっぽうで、iPhoneのLightningコネクタが現在のUSB2.0規格から、USB3.0にアップデートされるという噂も。ガジェットの噂で背筋が凍ったのは初めてかも。「USB-Cは中身の規格が乱立しすぎ。そこがLightningとくらべて美しくない!」と唱える意見も存在するのですが、Lightningが同じ道を辿るとしたら穏やかではありません。

なぜかAndroidスマホをLightning対応に魔改造する謎ムーブを見せる強者も。

脱Micro USBも望まれています

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Lightningもそうですが、Micro USB(Type-B)コネクタも一部のカテゴリで根強く残っています。

たとえば小型のBluetoothキーボードがその一つ。最近はMOBOというブランドのキーボードが、Micro USBではなくUSB Type-Cコネクタを搭載していることで話題になりました。

カメラ用の互換バッテリーの充電器にもMicro USBが採用されていることが多いですが、こちらのバッテリーはUSB Type-C対応です。まさかのバッテリーに直差しスタイルでびっくり。

ちなみにMicro USBはコストダウンのために選ばれることが多いようです。USB-Cにするだけで高くなっちゃうという話をよく聞きます。

とりあえず充電コネクタのカタチだけでも揃えてほしい!

iPhoneにUSB-Cが搭載されない理由はこの記事がわかりやすく考察しています。転送・充電速度の適材適所で充電コネクタを采配していて、iPhoneにいたってはやはりワイヤレス化を目指しているのではないかと。

ワイヤレス化はさておき、個人的には転送速度や充電速度は重要じゃなくて、ひとつのケーブルですべてのものが充電できることのほうが重要です。結果的にケーブルによって中身がバラバラで、それはそれでややこしいのかもしれませんが、そっちはまったく別の問題だと思うんですよねー。