モバイルバッテリーいらず?
デジタルカメラに付属するバッテリーを交換する際に、安価なサードパーティー製品を選択する方は多いハズ。一方でNitecore(ナイトコア)が投入したソニー互換バッテリーは、なんとUSB-Cによる充電ポートを搭載してしまったのです!
ほとんどのデジタルカメラは電源や充電アダプタに接続することで、内蔵バッテリーを充電します。フォトグラファーは1日中撮影するために複数のバッテリーを持ち運ぶので、専用の充電器をもっているのが普通ですね。
Nitecoreから登場したのは、ソニーの「α7 III」から「α9シリーズ」、最近発表されたコンパクトシネマカメラ「4K FX3」まで利用されているバッテリー「FP-Z100」と互換性のある「UFZ100」です。容量は2250mAhでNP-FZ100の2280mAhよりもわずかに小さいのですが、さまざまな場所にあるUSB-Cポートを利用して充電できるのが、とにかく便利です。
本体には充電ステータス用のLEDを搭載し、バッテリー残量が10%未満なら赤、50%未満なら青、50%以上なら緑のカラーで点灯します。充電中にはLEDが赤色に点滅し、充電が終わると緑色に点灯します。
というわけで魅力がつまったUFZ100ですが、現時点では価格や発売時期に関する情報は公開されていません。でも個人的には、USB-C充電ができるのなら純正バッテリーと同価格、あるいは少し高くても、欲しくなってしまいそうです。