ジャンボ! 相変わらずゼッコーチョーのポテ通 (ポテト通信)だけど、今回はシリアスにならざるを得ない……。なぜなら、とんでもない秘密を聞き出してしまったからだ!! 日本の皆さんの安全のために暴露する!
その日、本業タクシー運転手のオレは、ワンイー通り(Wanyee Rd)近辺をポテロールしていた。すると、感じる。ゲゲゲの鬼太郎の妖気ならぬ、プププのチャオスのポテ気を感じる。
ゆっくりと、その「気」に近づいていくと……あった! ポテト屋! それも「スライス揚げ系 (イモ天系)」のポテト屋さんだ。オレが香港国際警察みたいな国際的ポテト刑事(デカ)であることを悟られないように、少し離れた場所に車を置いてから……
「やあ、お姉さん、ポテトひとつ」
「なに言ってんだよ(ニヤリ)」
心なしかポテト女将 (おかみ)の口角が上がった。きっと機嫌が良くなったはず。そこで、この店のポテトの作り方を軽く教えてもらうことにした。
まず、イモをスライスする。次に、小麦粉と水を混ぜて、日本で言うところの「天ぷらの衣ダレ」みたいなのを作る。そしてそこに、
黄色の着色料を大量に入れる。
大事なことなので、もう一度書く。
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> 黄色の着色料を大量に入れる! <
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この黄色の着色料によって「美味く見える」効果がある (よく売れる)ので、絶対に忘れてはならない。
そして揚げると……
うん、黄色い! そして、実に美味そうだ! まるでこれ、インカの目覚め!! こんなトリックがケニアのポテト露天にはあるんだよ! みんな、勉強になったかな?
ちなみにポテトの価格は30ksh(約30円)。肝心の味は……
うまくもなく、まずくもなく。
しかし食後2時間後にゲエーップ、ゲエーップとゲップがとまらなかった。プププのチャオスではなく、本当にゲゲゲのチャオスになっちゃったけど、
水を2リットル飲んだら落ち着いた。
が、その後の食欲はなくなった。何を見ても食う気なし。なので、ダイエット目的なら試してみるのもアリかもしれない。ただし、健康な食事をモットーにするオレの評価は「最悪(terrible / デリブル)であることを付記しておきたい。ほな、クワヘリ!
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.