橋下徹氏が、「篠田英朗氏は学者であってほんとうのことはなんにもわかっていない」という一連の批判の流れから、「憲法は権力を行使してみて初めて分かるもんや」という独自の憲法解釈を述べました。
そうそうもう一つ。憲法をはじめとする公法はいくら本で勉強してもその本質は分からへん。権力を行使してみて初めて分かるもんや。憲法観とかそんな甘いもんちゃう。権力にどう作用し、タガが外れるとどうなるか。ちょっと間違えればとんでもない犠牲を生む。あなたは憲法たるものの理解が全くない。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 3, 2022
日頃の主義主張とは関係なく、さすがにそれはちがうのではないかと言う声が上がっています。
橋下徹氏が「憲法は権力を行使してみて初めて分かるもんや」と驚きの発言。もう民主主義や民主政治の何たるかすら分からない、どこぞの独裁者を変わりない。
— 加藤清隆(文化人放送局MC) (@jda1BekUDve1ccx) April 4, 2022
つい、憲法の理念を否定してしまいました。
権力者経験者以外は憲法を論ずるなという暴論。それ自体、憲法の理念に真っ向から反しますがお構いなしなのでしょう。結局この人の主張は全て「有名タレントとなって市長・知事を経験し政党を立ち上げた俺様と、俺様以上の権力者以外は何もわかっていない。」に行きつきます。議論など凡そ成立しません https://t.co/PfSrxxSPLF
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) April 4, 2022
つい、民主主義の前提を否定してしまいました。
橋下徹氏、ついに「(自分の様に)権力を行使した者にしか憲法は分からへん」と主張。権力者しか憲法の本質を理解できない、とは、国民の意思と主権を基盤とする民主主義の前提を否定する独裁制の論理と主張だ。 https://t.co/Qzasdvrtfw
— 吉田康一郎 (@yoshidakoichiro) April 4, 2022
しっかりとした民主主義が確立していないと恐ろしいことが起こることが改めてよくわかります。
行政府の首長という権力を握ったことがある者は、どんなに破綻したことも真実として主張することができるのですね。
あ、プーチンのことです。 https://t.co/ETYH32pjEB— 篠田英朗 Hideaki SHINODA (@ShinodaHideaki) April 5, 2022
また、「(一般市民ではなく)政治指導者が、本人らで戦ったらええやんか」とも発言。
橋下徹氏、巻き添えのウクライナ一般市民に沈痛な思い「政治指導者が、本人らで戦ったらええやんか」(スポニチアネックス) https://t.co/wlrpSGgn2Y
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) April 4, 2022
まさに本末転倒です。
日本の無責任でお節介なパシフィストは、ウクライナ国民を差し置いて、抵抗不可能な民間人に対するロシア軍による虐殺という戦争犯罪が発生していることを根拠に、無抵抗の民間人の虐殺が可能となるウクライナ軍の抵抗停止を強要しています。本末転倒とはこのことですhttps://t.co/AXUZRqPZI3
— 藤原かずえ (@kazue_fgeewara) April 4, 2022
批判のための批判になってきてしまっています。
ロシア軍は非戦闘員も虐殺しています。橋下徹さんが主張していたように白旗上げても殺されているんです。なぜ、この段階でもプーチンではなくゼレンスキー大統領を批判し続けるのでしょう。 https://t.co/TVr1gxZBbs
— 町山智浩 (@TomoMachi) April 3, 2022
戦争は人の顔を変える。ウクライナに留まって他国に懸命に支援を訴え、国民を鼓舞しつつも、撤退しないロシア軍、ロシア軍に殺される自国の人々を前に、ゼレンスキー大統領の顔はこうも変わった。彼を「戦う一択の愚かな戦争指導者」呼ばわりする日本人は、今日もご機嫌でテレビ出演されることだろう。 https://t.co/u72AAUa6sQ
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA 新刊『中東問題再考』予約開始 (@IiyamaAkari) April 4, 2022
保険掛け論法や無意味な前置きが多用されています。
「ロシアが悪い、しかし」の保険かけ論法はもうおやめなさい。見苦しい。ロシアがただちに攻撃を止めればいいんです。あなたが、ロシアに対し「攻撃を止めよ」と言うのを聞いたことがないが、それを言うと都合悪いの?
再掲)TV局の皆さん、橋下徹さんと駐日ロシア大使の「対決企画」をお願いします。 https://t.co/aqhuzIoFLo
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) March 28, 2022
橋下徹は「ロシアが一番悪い。しかし」と一言だけ前置きした後に激しいウクライナ批判を繰り返すので、前置きがほぼ意味を成していない。
— JSF (@rockfish31) March 29, 2022
われわれの中にある「僕の考えた正しい当事者論」も振り返ったほうがいいかもしれません。
戦時を体験したこともなければ現地の人と話したこともない弁護士にはわからないかもだけど、近くに砲弾の雨が降る中でも、子供が遊んで笑うし、人は誕生日も祝うし、結婚式もあげるし、犬と散歩したり音楽を楽しんだりもする。人は辛い時こそ幸せを感じたいもの。「僕の考えた正しい当事者論」要らない
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) March 26, 2022