毎年春になると悪夢を見るのは「花粉症の薬」のせい…? 地味にしんどい副作用について

ロケットニュース24

毎年、3月から4月にかけて悪夢を見る。なにかの例えとかじゃなく、本当に悪夢を見るのだ。ほぼ毎日。

最初は新生活へのストレスとか精神的なものなのかな? と思っていたが、どうやら違うようだ。悪夢の原因として濃厚なのは、花粉症の薬の副作用だった──


・花粉症の薬を飲むと悪夢を見る

実は、過去にロケットニュースでは花粉症薬・アレグラの副作用に「悪夢」があるという記事が書かれている。記事を書いた記者は「特に悪夢を見ることが多いと感じたことはない」と書いていた。

しかし私はモロにこの副作用が出るタイプのようで、毎年花粉症の薬を飲み始めると、悪夢にうなされている。ちなみに「アレグラFX」「アレジオン20」など、多くの抗アレルギー薬で悪夢の副作用があり、薬を変えても悪夢を見る。もともと自律神経が弱いのも関係してるのかもしれない。

花粉症の薬は早めに飲み始めたほうが症状が軽くなるときいて、今年は2月中旬から花粉症の薬「ノスポール鼻炎錠FX」(「アレグラFX」のジェネリックとしてマツキヨで販売されているもの)を飲みはじめた。おかげで花粉症の症状は軽いのだが、飲み始めてからほぼ毎日、悪夢を見ている。


・悪夢の内容がエグい

副作用が悪夢って……と笑われそうだが、これが毎晩となると地味にしんどいのだ。

そして、これはあくまでも個人的な体験だが、薬を飲んでいるときに見る悪夢は、普通の夢をみるときよりもくっきりと記憶に残っていて、内容がエグい。寝る前に見たものや考えたものが、夢に出てくることが多いように思う。

たとえば「明日、早めに記事書かなきゃな〜」なんて思いながら床につくと、取り返しのつかないミスをしてその記事が炎上する夢を見る。

ロシアとウクライナのニュースを見たあとは、第三次世界大戦が始まって緊急ニュース速報が流れ、家の近くに爆弾が落ちて街が火の海に夢を見た。

お茶会に招かれたが生活レベルが違いすぎて恥をかいたあげく「御花畑さんが今後、この会に参加してもいいと思う人」と多数決をとられ、誰からも手が挙がらない夢。

などなど、精神的にくる嫌〜〜な夢ばかり見て寝起きが最悪である。毎日、後味の悪い映画を2時間見てるような感じというか。そして、眠りが浅くなるので体もしんどい。

・薬には副作用がある

しかし花粉症もしんどいので薬は飲まざるをえない。薬を飲む時間を調整することで多少はマシになったが、薬を飲む限りこれが続くかもしれないと思うと憂鬱である。本当に早く花粉シーズンが早く終わってほしい……。

たとえば風邪薬を飲むと眠くなったり、喉がかわいたりと、薬には副作用がある。原因がよくわからない不快な症状に悩む人は薬の注意書きを一度チェックしてみて、薬剤師や医師に相談してみるといいかもしれない。

参考リンク:アレグラFXアレジオン20ノスポール鼻炎錠FX
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

Source