2022年3月21日のペヤングは何かとせわしなかった。なぜならファミマ先行発売の「超大盛もつキムやきそば」と同時に、全国で『にんにく明太子味やきそば』の発売も開始していたからだ。1日に2つの新商品とか……いいぞ、もっとやれ。
で、先日「超大盛もつキムやきそば」については「そこそこ」とお伝えしたばかりだが、今回は『にんにく明太子味やきそば』について。結論を申し上げるとこっちは激ウマ! なんなら「コレがダメなら派生形ペヤングは金輪際食べない方がいい」と思える圧倒的なウマさであった。
・今年早くも10作目
片方は先行発売とはいえ、1日に2つの新商品を世に送り出すとはさすがペヤング。今年のペヤングは例年以上にペースを上げており『にんにく明太子味やきそば』で新商品は早くも10個目を記録している。というか、まだ3月の半ばですよ?
それはさておき『にんにく明太子味やきそば』はメーカー希望小売価格税別205円。鉄板の「にんにく」と同じく鉄板の「明太子」を組み合わせた “ガチガチの鉄板ペヤング” と言えるだろう。これで外したら普通にヤバい。
……とか言いながら、ペヤングの新商品の中には “想像を超えてこないヤツ” がまあまあの割り合いで含まれていることも事実。あえて商品名は出さないが、過去には「え、こんなもん?」と感じた商品も少なからず存在した。
とはいえ「にんにく」と「明太子」である。ある意味で「天空のつるぎ」と「はぐれメタルのつるぎ」に相当する2つの素材を組み合わせて弱いハズが無い。『ペヤングにんにく明太子味やきそば』は間違いなく、間違いなくウマい! ……と信じている。
・にんにく様の存在感
で、いつも通りに湯切りを済ませてソースを麺に絡めると……そこはにんにく様のTHE WORLD。かやくには揚げにんにくがいくつか入っている程度であるが、香りは一瞬で半径3メートルを支配するほど強烈だ。
実際のお味も「ウマい!」としか言い表せない。にんにくのパンチ、明太子のパンチ、そして後引く清々しい辛さ。ペヤングにパンチを求めている人ならば、超高確率で『にんにく明太子味やきそば』をお気に召すことだろう。
というか、そもそもカップ焼きそばは “ジャンクさ” がたまらない商品である。「奥行きがある」とか「微かに舌に残る」といった繊細な味わいをペヤングに求めてはいけない。舌に触れた瞬間から120%フルスロットル! それがペヤングの魅力である。
そういう意味で『にんにく明太子味やきそば』はペヤングの遺伝子を色濃く受け継いでいるし、逆にこれがダメなら金輪際 “派生形ペヤング” には手を出さない方がイイかもしれない。少なくとも『にんにく明太子味やきそば』は、ペヤングらしさが良い方向に炸裂している商品である。
というわけで『ペヤングにんにく明太子味やきそば』はかなりウマいので、興味がある人はぜひ1度召し上がってみてはいかがだろうか? 「超大盛もつキムやきそば」の20倍くらい自信を持ってオススメだ。