リュウジ「炎上で収益伸びるなら命救う為に」 批判されたロシア料理動画の収益など130万円寄付

J-CASTニュース

   料理研究家で人気ユーチューバーのリュウジさんが2022年3月22日、「ロシア料理」の動画の推定収益30万円を「国境なき医師団」に寄付したとツイッターで報告した。さらに「個人的に100万円」を日本赤十字社のウクライナ支援に寄付したという。


  • 「バズレシピ」で知られる人気ユーチューバー・リュウジさん

赤十字にも個人的に寄付

   リュウジさんは9日、「鶏肉の無水バター煮」の作り方を紹介する動画を公開した。ロシア料理「帰れ鶏肉へ!」を参考にした、水を使わずに新玉ねぎで鶏肉を煮込む料理だ。

    この動画に対して「ウクライナの人の気持ち考えろよ」というコメントが寄せられたとして、リュウジさんは同日のツイッターで「料理に罪はない」と訴えた。「なぜこのタイミングで(動画を)出すのか」という声に対しては、材料となる新玉ねぎの旬に合わせたためだと説明する。

   一連のツイートが報道などによって大きな注目を集めたことを受け、リュウジさんは13日、当該動画の収益を、国境なき医師団に寄付するとツイートした。国境なき医師団の公式サイトによれば、ウクライナ国内、主に首都キエフや負傷者が多い東部地域の医療施設に対し、緊急医療物資の提供などを実施しているという。

   22日、リュウジさんは動画の広告収益などを寄付してきたとツイッターで報告した。

「この時勢にロシア料理を参考にし『不謹慎だ』と一部炎上したこちらの動画、炎上で収益が伸びるなら命を救う為にと推定収益30万円を『国境なき医師団』 そして個人的に100万円を『日本赤十字ウクライナ支援』に寄付させていただきました」

   広告収益と個人的な寄付として、合計130万円を各所に寄付したという。日本赤十字社では「ウクライナ人道危機救援金」を募っており、寄付はウクライナからの避難民を受け入れる周辺国とその他の国々における救援活動の支援などに活用されるという。

   リュウジさんの「ロシア料理」動画は22日18時現在までに44万4000回以上再生されている。リュウジさんは「皆様、ご協力本当にありがとうございました」と感謝した。

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