ウクライナ国家緊急事態局が4日朝発表した声明によると、ウクライナ最大の原子力発電所であるザポロジエ原子力発電所の火災は鎮火したとのことです。同原子力発電所はウクライナ最大の原子炉で、ウクライナにある15基の原子炉のうち6基が設置されています。
ウクライナ当局によると、現地時間の4日午前2時過ぎに、ウクライナ南東部のエネルゴダールにあるザポロジエ原子力発電所で火災が発生しました。午前6時20分に鎮火しました。今のところ死者や負傷者は報告されていません。また、現在は、同地域での戦闘は停止しているとのことです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが故意に攻撃したと非難し、ヨーロッパ各国の指導者たちに核による災害となる前にロシア軍を止めるように行動を促しました。
詳細な状況はまだわかっていませんが、原子力発電所は重大な被害を受けていないと、施設の担当者は述べています。また、放射能レベルは今のところ正常であるとのことです。
ロシアの意図はどこにあるのでしょうか。
サイバー攻撃じゃなくて本物の原発攻撃。なぜ?理由はシンプルでロシアへのエネルギー依存を減らすために原発復活論が盛り上がっていました。ロシアはその論調を殺そうとしている可能性があります。「原発をつくらないでロシアのガスと油を買え!」とプーチンからのメッセージ。 https://t.co/saKOtfBnGv
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) March 4, 2022
もはや意図などないという恐ろしい指摘も。
原発を攻撃してる時点でもう正気ではないのがわかる。ウクライナを焦土にするどころか、ロシア含め欧州を壊滅する気満々だこれ。
— めいろま「世界のニュースを日本人は何も知らない3」発売中 (@May_Roma) March 4, 2022
発電所が占拠されたという報道もあります。
ロシア軍がザポロジエ原発制圧https://t.co/5bJ5fUdSxY
— 共同通信公式 (@kyodo_official) March 4, 2022
今後も予断を許しません。