「学校なんて行ったかて」 カムカムで「ノストラダムスの大予言」登場、ひなたの反応に共感続出

J-CASTニュース

   2022年2月8日に放送されたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に対し、「ノストラダムスとか懐かしい!」といった声がツイッターに上がっている。


  • 深津絵里さん(写真:Visual Press Agency/アフロ)


  • 1973年に発売された「ノストラダムスの大予言」(五島勉)

「勉強したくなくなる気持ちはわかる」

   番組中盤、寝る前の自由時間をテレビに費やす3代目ヒロインの大月ひなた(新津ちせさん=11)の目に飛び込んだのは、「ノストラダムスの大予言」の特大テロップ。「1999年7の月、空から恐怖の大王が降ってくる」というおどろおどろしいナレーションに聞き入るひなたは、自身が1999年までしか生きられないのではないかと頭の中で計算し、戦慄したのだった。

   そして翌朝、今度は作中の朝ドラに気を取られ、なかなか学校に行かないひなたの姿が居間にあった。母親のるい(深津絵里さん=49)が「はよしなさい! 遅刻するよ!」とたしなめると、ひなたは「あーあ、学校なんて行ったかて、あと23年で地球は滅亡すんのに」と意に介さず。すると、カッと目を見開いたるいは「しょうもない口答えしなさんな!」とひなたを一喝。その迫力に驚いたひなたは慌てて学校へ向かうべく家を飛び出したのだった。

   「恐怖の大王」の正体は怒れる母親だったというオチだが、これに対し、視聴者からは、「ノストラダムスの大予言知ったら勉強するのアホらしくなるし、わかる、わかり過ぎるよ、ひなた。(昭和の小学生より)」「1999年地球が滅亡するかも…って自分もうっすら思ってたから、勉強したくなくなる気持ちはわかるw」といった声が相次いだのだった。

   なお「ノストラダムスの大予言」とは、16世紀のフランス人ミシェル・ド・ノートルダム(ラテン語名ミカエル・ノストラダムス)が著した予言書の中に、「1999年の7の月に人類が滅亡する」との予言があるとする言説で、日本では1973年に出版された「ノストラダムスの大予言」(祥伝社)によって一躍ブームが訪れた。この日の放送における時代設定は1976年(昭和51年)であり、ひなたは小学校5年生の11歳。まさに、当時の子どもたちを代表するような予言への反応には、「ノストラダムスは年齢計算したよねw」といった声も上がっている。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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