ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(TBS系)が2021年12月21日の放送で最終回を迎えた。視聴者からは、主演2人の数々の波乱を見届けた猫「おもち」の見納めを寂しがる声が多くあがっている。
「おもちスペシャル」を希望する声まで
漫画家・有生青春さんによる同名マンガが原作。27歳のデザイナーで「生涯独身上等、おひとり様最高」のヒロイン・大加戸明葉(清野菜名さん)と、30歳サラリーマンで既婚者の肩書きを手に入れたい百瀬柊(坂口健太郎さん)が偽装結婚をすることから始まるラブコメディーとなっている。
※以下、ネタバレを含みます。
おもちといえば、明葉が百瀬宅に引っ越してきたときに、百瀬が一緒に暮らしていた愛猫。百瀬と明葉の修羅場を何度も見守って来た。
最終話では、離婚後に別居することを決心した明葉が「おもち、ごめんね。また会えるといいね」と別れを告げるシーンで登場。玄関ドアから出て行ってしまう明葉を、どこか切なく見つめていた。
ドラマはその後、明葉と百瀬が互いに自分の気持ちに気づき、結婚への思いを伝え合う。そして、百瀬の家に帰ってきた明葉が婚姻届を書くシーンでも、おもちが登場。ソファーに座って判を捺した明葉が、床にちょこんと座るおもちに嬉しそうに婚姻届を見せていた。
おもちを演じるのは、動物プロダクション「アニマルプロ」(東京都豊島区)に所属するキャットモデルの「うに」だという。同社ウェブサイトによると、エキゾチックショートヘアの男の子で、レッドタビーとホワイトの毛並み。現在5歳で、体重は5.7キログラム。
インターネット上では、おもちロスに陥った人がいるようで「おもちに会えないのが寂しすぎるのでおもちスペシャルでもう1話みたい」「みんな可愛かったけど、しかしダントツはおもち」「おもち、お疲れ様でした 毎週癒されました ありがとう」「おもちの演技がすごい!! 切なさそうに見送る感じすごい!!」「助演にゃん優賞をおもち役のうにくんに差し上げたい毎週癒しをありがとうおもち」などと反響があがっている。