【ホテルの朝食だけ食べたい】第2回:東京ステーションホテルのビュッフェ(税込5500円)東京「アトリウム」

ロケットニュース24

東京駅にやってきた。さーて、オレの旅が始ま……らない。なぜなら、今回の目的地であるホテルは、ここ東京駅だからである。それも東京駅周辺にあるホテルではなく、東京駅の中にあるホテルなのだ。その名も……


東京ステーションホテル!


噂には聞いている。格式高いと。なにせ開業は1915年(大正4年)。かの松本清張や川端康成、江戸川乱歩らの文豪にも愛された由緒正しきホテルの朝食とは……!? 私とて物書きの端くれ。文豪めざして、いざ行かん!


・まずは、恒例の注意事項から

この記事は筆者(GO羽鳥)が感じたことを疑似体験してもらう趣旨で構成しているが、“ラインナップだけを知れたらヨシ” という方は、こちらのリンクをタップ(クリック)してワープしてほしいで候(そうろう)。


・朝食だけを楽しむ方法

続いて、価格や利用方法&予約方法をお伝えしたい。価格は税込5500円で、予約は公式サイトからのweb予約か電話予約のみ。

事前予約制となっており、平日限定10名までの狭き門。さらに来店時間は7:00または7:30と限定されている。

しかし、その “敷居の高さ” に期待は高まる一方で……


って、


あった! 


ここが文豪たちも愛した……


東京ステーションホテル!


_人人人人人人_

> ところが! <

 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


開かない……!! なんと扉が開かないのである。この時の時刻は早朝7時27分。もしかして早すぎた? まだスタッフさんたち寝てたりする?


すみませ〜ん! 羽鳥で〜す! 予約名は羽鳥豪のGO羽鳥で〜す! 誰かいますか〜っ!?


……と思ったら、


正面入り口の横に、もうひとつ入り口があった! こっちは開いてる! つーことで入ってみたのだが……


なにやら非常に複雑な構造になっており……


それはまるで……


RPGゲームにおけるラスボス前のダンジョンのよう……!!


ちなみに、どうもこの行き方は正しくなかったらしく、後にウエイトレスさんが正しい行き方を教えてくれた。とても重要なポイントなので、先に説明しておくと、


正しい入り口は「みどりの窓口」の左にあるドアなのだそうな。


ここから入り、ズンズン進み、


「中央エレベーター」には乗らないで、


「客室専用エレベーター」に乗ると目的地であるビュッフェ会場「アトリウム」に行けるというすんぽうだ! 正しい行き方でも、方向音痴の私には十二分に難しい……。


しかし、そんな難解なダンジョンを抜けると──


そこは……


別世界だった……!


なんという開放感……!!


そして……


たしかに感じる歴史と格式……!


ソファからも格式の高さを感じ……


おしぼりのパッケージの色からも格式を感じ取り……


なんだかめちゃんこ緊張してきた……!!


ま、とにかく、どんな布陣(ラインナップ)になっているのか偵察しに行くとするか……。


……


やばいぞこれ……


めっちゃ種類あるぞ……!!



しかも……


すさまじいラインナップだぞコレ……


だって……


うな重!


うな重!!


うな重〜〜〜〜〜!!!!!! 一口サイズの「一口うな重」であるが、ビュッフェに うな重なんて前代未聞!


さらに天ぷら!


お刺身(お造り)!


オードブル盛り合わせに、


シーフードグリルに、


ステーキ……と、モーニングらしからぬディナー級の選手が勢揃い!!


また、他では味わえないような

珍しいメニューが多いのも印象的。


とはいえ、


ベーシックな朝食メニューも充実しており、


サラダ&ドレッシングも……


種類豊富で……


パンのコーナーも、そしてスイーツも……


──と、そこはまるで「ごちそうのデパート」状態! 食べる前からお腹いっぱいになるほどの強力ラインナップ打線。われわれ取材班2人がかりで挑んでも、全ての種類を食べられなかったほどである。


とか言いつつ……


9割がたは味見できたと思うで候。そんな私が激推しするメニューは5種類。これまた数が多いので、パパパっと紹介してしまいたい。まずは……


たまごサンド!


続いて……


シーフードドリア!


お次は満を持しての……


人生初のエッグベネティクト!


そして大本命の……


うな重!!!!!


しかし、最もキョーレツに私が「うまい」と感じたのは、


なんとまさかの……


白米なのであった。

前回・東京マリオットホテルのビュッフェはパン推しであったが、ここ東京ステーションホテルは “米推し” である気がした。

だってだって、うな重も、ドリアも、そして非常に珍しい江戸料理「雪消飯(ゆきげめし)」も、すべて米が美味かったんだもん!


なお、どれだけ白米が美味かったのかは……


文章ではなく……


──と、文豪めざして行ったのに、顔芸だけで表現しようとする羽鳥豪がそこにはいた。


ともあれ、吾輩は満足である。


もっと文章うまくなりたい。


文豪になりたい。


ワクワクさせたい。


ワクワクしたい。


遠くに行きたい。


東京だけじゃなく、いろんな場所の──


ホテルの朝食だけ食べたい!


<完>


参考リンク:東京ステーションホテル「アトリウム」
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24

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