ブランドイメージを一新して不死鳥のごとくよみがえった企業、その代表格は「ワークマン」だろう。作業服の機能性を追求しつつオシャレに進化し、ユニクロに匹敵するブランドに変貌を遂げた。
同じく「ドムドムハンバーガー」もまた、奇抜商品やアパレル商品を多数展開して、過去の栄光を取り戻しつつある。そんなドムドムからバックパックの登場だ!
オンラインで販売開始したところ即完売! 偶然購入できたので使用感をお伝えしたいと思う。
・店頭で発見!
バックパックは2021年12月3日よりオンラインストアで販売が始まったが即日完売し、数日後に再販している。
オンラインだけの取り扱いだと思っていた私(佐藤)は、「きっと買えないだろう」と最初から諦めていた。ところが! たまたま東京・吉祥寺に出かけた際に店頭販売しているお店を発見!
実物を見てすっかり気に入って購入した。ちなみに商品は「バンジーコード」(税込8690円)と「バックルベルト」(税込9790円)の2種類、私はバックルベルトを買った。
容量は約30リットル。胸元のチェストストラップが重い荷物を運ぶ時の負担を軽減してくれる。背面はメッシュで汗ばむ夏場でも快適。
個人的にサイドポケットが2つあるところが気に入っている。ペットボトルや折り畳み傘を突っ込んでおけるのは助かる。これはポイントが高い! ただ、ポケットのゴムが硬いので背負ったままモノを入れるのは難しい……。
ドムドムロゴがあちこちにあしらわれているけど、サイズが小さいのでうるさくない。むしろ控えめで可愛らしいんだよね。
三層構造なので、仕事とプライベートのものを分けて入れておくことができる。バッグの底が平らに仕立てられているから、床に置いても不安定にならずに倒れない。バックパックを愛用する人にとって「地味だけどあると良い」って思う機能が全部入っており、かなり優れた商品と言えるだろう。
デザインもさることながら機能も充実、それが1万円以下なのでかなりお買い得だと思う。
幅33センチ × 高さ51センチ ×奥行16センチ、容量の割りにコンパクトにまとまっており、背負った感触も良い。背負ったときにお尻に当たらず歩きやすいところも良い。
黒地に映える小さな「DOMDOM」ロゴ。よく見ないとドムドムだと気づかないくらいな、ささやかな主張がいい。これはイイぞ! とても良い買い物をした。
それは良いんだけど……。
これらは “サブ” の事業ですよね、ドムドムさん。そろそろお店を増やしましょうよ。ブランド戦略は十分うまく行ってるのに、肝心のハンバーガーが食えないでしょ! お店ないでしょ! キャップやパーカを作るのも良いけど、店を作って! 頼むから店をもっと作って! ハンバーガーを食わせろーーー!
とにかく店を増やしてください。増えて欲しいのはお店です。ドムドムハンバーガーのお店です。
参考リンク:ドムドムハンバーガー、Twitter @domdom_pr
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24