ジョギングをする際に、自分の前にペースメーカーとなる仮想ランナーを表示するARデバイスが海外SNSで話題だ。
一人でジョギングを行うと、ペースメーカーとなる人がいないことから、走るペースが確認できないのが悩みの種だ。「Ghost Pacer」と名付けられたこのツールは、あらかじめスマホアプリに登録しておいた走行ペースをもとに、本体である超軽量ARグラスに仮想ランナーを表示。その後ろをついて走ることにより、ペースを安定させられるという仕組みだ。また二回目以降は、自分が走ったデータを仮想ランナーとして投影できるので、記録の更新も容易になるというわけ。スマホアプリ「Strava」との連携も可能なこのデバイス、現時点では日本では利用できないが、スマートウォッチなどを使ったペースメーカーが、将来的にこうしたツールに置き換わるのも時間の問題と言えるかもしれない。