静岡・三島でスタートアップを支援するスタジオがオープン、見学会を開催 地域内外の創業希望者の利用を期待、市や地方銀行からのサポートも

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 静岡県三島市で建設業を手がける加和田建設株式会社は、同社が運営するスタートアップスタジオ「LtG Startup Studio」を11月12日にグランドオープンする。それに先駆け、11月2日より創業希望者に向けた見学会「オープンハウス」を定期開催する。

 同スタジオは、三島市から新たなビジネスを創出することを支援するプラットフォーム。創業希望者や事業支援をするクリエイター、投資家などが集まり、同市発のビジネスを生み出し続けることで、中長期的な地域活性化を目指すという。起業家だけでなく、移住者やUターン人材、さらには学生や主婦など多くの利用者を期待しているという。

 スタートアップ立ち上げ経験者や、スタートアップ向けの融資制度を手がける金融機関勤務者などの運営メンバーが、創業希望者をサポートする。また、起業家や起業家の集うコミュニティ・ピッチイベント等の運営者からなる「創業支援チーム」に相談もできるという。

「創業支援チーム」のメンバー。サポーターとして支援を行う

 さらに、7月26日に三島市や三島商工会議所、静岡銀行、三島信用金庫、加和太建設の5者が「若者の創業支援委関する連携協定」を締結。地域全体での支援体制を準備している。

「若者の創業支援委関する連携協定」締結の様子

 オープンハウスは、毎週火曜日の13時と、毎週水曜日の18時に開催する。所要時間は1時間程度で、施設や事業紹介のほか事業相談ができるという。希望者はフォームから申し込みを行う。

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