大分県臼杵市の議員が、マスクを着用しなかったことで議会での発言が認められないのは違法だとして、発言の権利などを求めて市などを提訴した。
若林純一市議は、本会議などでマスクを着用しなかったりマスクから鼻を出したりして出席していて、議長らの注意に応じなかったため、発言が認められなかった。
若林議員は「発言の禁止は、表現の自由を侵害している」として、市と市議会に対してマスクを着けずに発言する権利と慰謝料100万円を求めて、大分地裁に提訴した。市は「正式に通知が来ていないので何も答えられない」とコメントしている。(ANNニュース)