すかいらーくグループでもガストより影が薄めのジョナサン。私(中澤)はそんなジョナサンが好きなのだが、以前の記事で全国で新小岩駅前店しかやっていない食べ放題のモーニングビュッフェを取り上げたところ予想以上の反響があった。その中に次のような声が。「ジョナサンの横浜公園店の前にビュッフェの看板出てました」──。
全国で1店舗というのは、すかいらーくのお客様相談室の案内だ。タレコミがガチであれば、お客様相談室すら把握していない新情報ということになる。
・確かにバイキングが行われている模様
まずはググッてみたところ、ジョナサン横浜公園店はJR関内駅を降りて2分くらいの場所にあるようだ。モーニングビュッフェがホテルと併設の店舗のサービスであることは以前の記事でお伝えしているが、ここのジョナサンも『ホテルウィングインターナショナル横浜関内』というビジネスホテルと併設されている。
そして、ホテルのHPのレストランの項目には確かに「1Fジョナサン 朝食6時00分~10時00分 バイキング1100円」の記載が。どうやら、本当にモーニングビュッフェが行われているようだ。しかしながら、私の住まいは浅草近辺である。モーニングを食べるためだけに関内まで行く気にはなれない。そこで……
1泊してみた。
価格は時期にもよると思うが、今回はシングルルームが8000円くらいと、まあ、普通のビジホっていう感じである。アメニティも充実していて泊まり心地は悪くなかったぞ。横浜中華街とか山下公園も歩いていけるし。オマケでジョナサンの朝食券がもらえたため、さっそく食べに行ってみた。
・横浜公園店のバイキングの内容
モーニングビュッフェはやはりバイキング用のスペースが作られたもの。洋食はスクランブルエッグ、フライドポテト、ベーコン、ソーセージなどが揃い、和食は、鮭、白身魚のフライ、卵焼き、味噌汁、納豆、温泉卵などと、新小岩駅前店と同じくホテルっぽい朝食が楽しめる。
ところで、新小岩駅前店には深川丼があったが、ここにも何か土地特有のものがあるのだろうか。しかし、横浜と言えば何になるんだろう? ピンと来ないが探してみたところナポリタンがあった。
へえ。ナポリタンって横浜生まれなのか。知らなかった。また、ドリンクバーに抹茶オレがあるのも抹茶オレ好きとしては嬉しいところ。他にも山梨県産白桃ジュースも美味しく、ドリンクバーが充実している印象だ。
・ガストを殺す
やはり、ガストに比べると充実の内容であるジョナサンのモーニングビュッフェ。これが広まったら、いずれ「まだガストでモーニング食べてるの?」と言われる日が来るかもしれない。今は影が薄くとも、キルザキングのポテンシャルを秘めていると言えるだろう。
ちなみに、「ホテルウィングインターナショナル横浜関内」は、2021年11月30日に営業終了する。しかしながら、12月1日から「レンブランドスタイル横浜関内」としてリブランドオープンするとのことなので、ジョナサンのモーニングビュッフェが気になる方は1泊して食べてみるのも良いだろう。
・今回紹介した店舗の情報
店名 ジョナサン横浜公園店
住所 神奈川県横浜市中区不老町1-2
営業時間 6:00~23:30 / モーニングは6:00~10:00
定休日 無休
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.