イケボさんがコイツでトレーニングしちゃったら、最強になっちゃうんじゃないの。ねえ!
「ただしイケメンに限る」という言葉がありますが、イケメンだからといって必ずしも承認されるわけではありません。なかには「あの人、パッと見はモテそうなのに…」とお悔やみの言葉で話題がフットーしてしまう残念さんもいます。
その理由のひとつに、本来の魅力と言動が乖離しているのかもしれません。
NTTが開発した「MOTESSENSE」(モテッセンス)は、ロールプレイング中のトーク内容、話し方、表情や仕草によって人それぞれ異なるモテ因子を見つけ出すAIです。PCのカメラに向かって自分で選んだ役柄を演じながら喋っていくと、リアルタイムであなたの個性をチェッキングしていいトコを教えてくれるティーチャーなのです。
選べるシナリオは全部で6つ。デートに遅れてしまって謝る、気になる人と話すといった、シナリオから自分の個性を判断してもらいたいものを選んでからスタートです。
お題に合わせて、PCのカメラを見ながらしゃべっていきましょう。目の前にあるのはPCだけれども、そこに相手がいると思い込めてからスタートするのがお勧め。そうじゃないと淡々としゃべってしまいがちですから。
表情や声からは感情の変化を。まばたきや笑い声、しゃべりの速さで行動の変化をセンシング。なおトーク内容はしゃべった言葉のすべてを検査対象とするのではなく、トピックとなる言葉がどれだけ入っているかを見ているみたい。
肝心のモテ因子は表現力、思考、テイスト、雰囲気、アクティビティの5つの評価軸で表されます。僕の場合は感情よりかつオープン派。もし理性的でミステリアスなキャラだと思いこんでいたら、ベシャリで高く評価されることはなかったのかも。
もちろんMOTESSENSEせんせいだけの判断結果で、見る人によっては評価が変わっていくでしょう。でも、理路整然と「あなたのこういう個性がいいですね」と言語化してくれるのは、コミュニケーション力を付けたい人にとっていいアドバイスとなりそうです。
MOTESSENSEは11月19日まで開催されているNTT R&Dフォーラム2021(オンライン)で展示されるとのことです。コミュ力を高めたい人は行ってみて!
Source: NTT R&Dフォーラム2021