5波収束 他国との違いは接種速度 – 中村ゆきつぐ

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またNEWSポストセブンにコメントいれてます。

>「子供は新型コロナに感染してもほぼ無症状か軽症で終わるので、ワクチンで重症化を予防する必要性が低いです。家庭内感染を怖がる人もいますが、大人がワクチンを接種していれば、子供からの感染を防げます。また大人から子供に感染させても重症化しないので、ワクチンのメリットが感じられません」

>「そのうえ、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンは、若い人ほど副反応が強く出やすい。しかも最近、ファイザーが89%の重症化・死亡予防効果を持つ経口薬を開発したと報じられました。その薬が認可されれば、子供がワクチンを打つメリットはさらに少なくなります」

以前書いた記事から変わっていません。

またこちらの記事では

>「ワクチン接種後に感染予防効果が続くのは6か月です。その期間に国民の7割ほどが接種を終えれば、集団免疫の理論で感染が止まるはずですが、諸外国では接種スピードが遅くて抗体を持つ人間が閾値を超えず、感染がダラダラ続いていると見ています。日本は第5波の感染拡大とワクチン接種が同時期に一気に進んだので、抗体を持つ人間が急増し、感染が止まったのではないか」

この記事でTBSひるおびから取材を受けました。残念ながらテレビには時間の関係で登場しませんでしたが、このワクチン接種状況の絵を見せてもらって菅前総理がおこなった短期集中ワクチン接種が今の日本の集団免疫を産んでいると確信しました。

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このシェーマを見てわかる通り、中和抗体が維持できているほぼ6ヶ月の間に日本のワクチン接種の人間は集中しています。そして他の国はこの6ヶ月の接種者数は50%程度です。だから今再感染が起きているのでしょう。

しつこいですが自然感染免疫(山火事理論)と合わせて日本はこの短期集中ワクチン接種のおかげで結果的に全人口の80%以上のコロナ免疫が誘導され、期間限定ながら集団免疫が構築されたのです。

今でも少数のクラスターは出ています。でもあのハロウィンの状況でも東京の感染者の爆発はしていません。あと数ヶ月は少々ハメ外しても、新規変異株さえ出てこなければ大きなリバウンドはないと思っています。(でも念のためマスク、手洗いはインフルエンザのためにもして欲しいです)