ペンで描いたものだけでなくシェイプ機能で作成した図形や文字ツールもくだけた手描き風になる無料のペイントツールが「Excalidraw」です。ウェブサイトにアクセスするだけで簡単に描き始めることができるので、実際に使ってみました。
Excalidraw
https://excalidraw.com
Excalidrawのトップページはこんな感じ。
言語設定は英語ですが、右下のボタンから日本語に変更することができます。
画面上部中央には機能アイコンが並んでおり、矢印マークから順に選択、矩形、ひし形、楕円、矢印、直線、描画、テキスト、画像を挿入、ライブラリ。それぞれ1~9、0のホットキーに対応しています。まずは四角の図形ツールを選択して描画してみます。
白いキャンバスにクリック・ドラッグしていくだけで描画が可能。
何かを描画した後には機能選択が必ず「選択」にリセットされますが、左端の鍵マークをクリックすることでロックし、リセットしない設定にすることもできます。
描画した後に、線の形や幅などを変えたり……
色を付けたりすることができます。
拡大してみると、線に乱れがあり、手描きっぽさが表現されていることが分かります。
また、描画したものを右クリックすることで、コピーや削除、レイヤーの変更などが可能。
複数を選択して右クリックし、「グループ化」をクリックすれば……
まとめて1つのレイヤーとして扱うことができます。
描画(フリーハンド)はこんな感じ。筆のように、速い描画で細く、遅い描画で太く表現できます。
テキスト機能を使ってみるとこんな感じ。英数字や記号は手描きのようなフォントに変更されましたが、日本語は変更されませんでした。
左上のアイコンは、左からキャンバスの削除、ファイルのアップロード、エクスポート、画像として保存、共同編集。その下の半月マークはダークモードへの切り替えボタンです。完成したものを画像で出力するには、「画像として保存」をクリックし……
下部の「PNG」もしくは「SVG」をクリックするだけ。「背景」のチェックを外すと透過できます。
他にも、「ライブラリ」をクリックして「ライブラリを参照する」をクリックすることで……
他のユーザーが作ったイラスト群を閲覧し、ダウンロードすることができます。
他の人が作成したイラストはMIT Licenseの下で自由に利用可能。さまざまなイラストを使うことで、表現が豊かに広がります。
Excalidrawは、手軽にポップでかわいらしいイラストが作成できるツールでした。
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