クラウドコンピューティングや仮想化ソリューションなどを提供するVMwareは11月1日(現地時間)、Dell Technologiesから分離し独立したことを発表した。これにより資本構造やガバナンスモデルが簡素化され、マルチクラウド戦略の自由度が高まるとしている。
分離には115億ドルの特別現金配当が含まれており、同日よりVMwareの株主に対し、1株あたり27.4ドルの配当が支払われた。分離後も引き続き提携を行ない、顧客に差別化ソリューションを提供するとともに、お互いの顧客に対し継続的なサポートとサービスを提供するとしている。
VMwareは1998年にアメリカで設立され、世界初のx86仮想化ソフトウェアを開発。2004年にEMCに買収され、その後DellのEMC買収に伴い、Dell Technologies傘下となっていた。
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