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世界で5000万人以上が利用し、様々な分野の専門知識を持った講師による講義をムービー形式で受講できるUdemyが、利用者の学習トレンド動向を調査した報告書によると、「最も学びたいテックスキル」ランキングで1位に輝いたのは人工知能や機械学習、ウェブアプリ作成など、多くの分野でよく利用されるプログラミング言語の「Python」でした。プログラマーが本当に支持するプログラミング言語ランキングでも1位に輝くなど不動の地位を築き上げているPythonについて、学習を進めていくのにぴったりなUdemyの講座をさまざまな難易度・分野からピックアップしてみました。
オンラインコース -世界最大級のオンライン学習プラットフォーム- Udemy
https://www.udemy.com/
・目次
◆1:完全に知識ゼロでも大丈夫な初心者向け解説講座
◆2:シリコンバレーエンジニア直伝のPython入門講座
◆3:基礎からPythonについて学べ、データサイエンスの知識まで身につく実践講座
◆4:データ分析初心者が文字通りゼロから始める際にオススメな講座
◆5:演習形式で知識を本当に使えるようにする講座
◆6:ITの国家資格「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」両方を一気に対策できる講座
◆7:Pythonを使って爆速で5つのウェブアプリを開発していく講座
◆まとめ
◆1:完全に知識ゼロでも大丈夫な初心者向け解説講座
そもそもプログラミング自体が完全に初めてだったり、Pythonという言葉を聞いたことが無かったりする場合にオススメなのが「はじめてのPython 少しずつ丁寧に学ぶプログラミング言語Python3のエッセンス」講座です。この講座では、初心者向けにPythonの基本についてじっくりと丁寧な解説が行われています。
はじめてのPython 少しずつ丁寧に学ぶプログラミング言語Python3のエッセンス | Udemy
「Pythonはどんな言語なのか」「Pythonを使うと何ができるのか」という部分から解説されるため、「なんとなくプログラミングに興味があるけど何から手を付けるべきなのか分からない」という人でも、最終的にどんなことができるようになるのかのイメージが付きやすく、やる気が出る講座となっています。
プログラミングを始めるために必要な環境構築もバッチリ解説。
講座はPythonの基本的な解説からだんだんとレベルアップしていくため、初心者でも無理なく受講を進めることが可能です。最後はライブラリを利用してデスクトップアプリを作成したり、ウェブサイトのスクレイピングを行ったりするパートが用意されています。
全体で4.5時間とコンパクトにPythonの基礎がまとまっており、さらに講座の最後で目に見える成果物を作成できるので初めてPythonやプログラミングを学ぶ人にとっては達成感を味わいやすく、さらなる学習のモチベーションが得られる講座となっています。
◆2:シリコンバレーエンジニア直伝のPython入門講座
シリコンバレーという土地は、世界中から多種多様な人材が集まっており、さらに転職が多く人の流動性が高いという特徴があるため、「初めて見た人がスッと理解できるようなわかりやすいコードの書き方」のノウハウが蓄積されています。実際にシリコンバレーにある企業で働いている講師が「読みやすいコード」について教えてくれるのがこの「Python 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル」講座です。
現役シリコンバレーエンジニアが教えるPython 3 入門 + 応用 +アメリカのシリコンバレー流コードスタイル | Udemy
講師が実際にシリコンバレーで働いているという実力派で、ある程度Pythonを使っている人でも多くのことを学べる講座となっています。レクチャーは密度が高いながらも合計時間は28時間36分に及んでおり、コストパフォーマンスはかなり高め。
冒頭こそUdemy本社に遊びに行くという本編に関係なさそうなムービーがありますが、次のセクションで本編に入るとまずは「入門編」としてPythonのデータ型、制御文、モジュールとパッケージ、オブジェクトとクラス、ファイルの扱い方など基本的な部分のすべてを詳しく解説してくれていて、一気にPythonの実力を上げてくれます。ただし、あまりにも基本的な部分はサラッと流していくため、名前は「入門」となっていますがプログラミングがまったく初めてという人は別の講座から始めるべきです。
入門編が終わった後はコードの書き方の本格的な解説に入ります。「コードを書く上での作法」「ログの取り方」「データベースの使い方」「ネットワークへのアクセスの方法」「テストの書き方」「並列化の方法」「暗号化の仕方」「サーバーの環境構築の自動化方法」「便利なライブラリやツールや豆知識」「グラフィックスについて」「データ解析の方法」「キューイングシステム」「非同期処理」などさまざまな項目が詳しく解説されており、この講座を受講し終わったらすぐに即戦力としてシリコンバレーで働けそうな講座となっています。Pythonについての知識やわかりやすいコードを書く力を大きく伸ばしてくれるので、少し自信が無いという人もぜひ挑戦してみてください。
◆3:基礎からPythonについて学べ、データサイエンスの知識まで身につく実践講座
現場で収集されたデータを分析してこの世界の仕組みを解き明かすデータサイエンティストは21世紀で最も格好良い仕事だと言われていますが、そのデータサイエンスを行う上で大きな役割を担っているのがPythonです。「米国データサイエンティストがやさしく教えるデータサイエンスのためのPython講座」では、Python自体の基礎からデータサイエンスを行う上で必要なPythonの知識までが幅広く解説されています。
米国データサイエンティストがやさしく教えるデータサイエンスのためのPython講座 | Udemy
この講座ではDockerを使った環境構築のほか、データサイエンスをする上で必要なPythonの知識を満遍なく身につけられるようになっています。一方で、統計学や機械学習などデータサイエンスそのものは解説されていないので注意が必要です。
データサイエンスにおいてはPythonの他にRという言語もよく利用されていますが、Pythonの方がウェブ開発など他の目的にも利用可能だったり、そもそも処理速度が速かったりするという利点があるとのこと。
環境構築では、Dockerを利用して他と分離した環境を簡単に構築する手順が解説されています。
プログラミングが完全に未経験という場合は他の講座で学んでからの方が良さそうですが、Pythonの解説だけで4時間ものムービーが収められているため、何らかのプログラミング経験があればPython自体の知識はゼロで大丈夫です。データサイエンスを行っていく上で必要なPythonのライブラリの知識が幅広くまとまっているほか、最後には演習で実際のデータサイエンスの進め方の全体像を見せてくれるため、データサイエンスに興味がある場合は絶対に受講した方が良い講座と言えます。
◆4:データ分析初心者が文字通りゼロから始める際にオススメな講座
「データ分析に興味はあるけど、何をすればいいのかわからない」という人にピッタリなのが「ビジネスケースで学ぶPythonデータサイエンス入門」です。Pythonの学習にフォーカスした上の講座とは異なり、データ分析とはどういうものなのかをサラッと流しながら学習し、イマイチ理解しづらいデータ分析の全体像がつかめる講座になっています。講座を理解できずに詰むということは無さそうなくらい優しい内容なので、この講座を受講しておけばより進んだデータ分析の手法を学べるようになります。
【ゼロから始めるデータ分析】 ビジネスケースで学ぶPythonデータサイエンス入門 | Udemy
タイトル通り、全く知識が無い人が分析→予測→評価というデータ分析の基本的な流れを一通りつかめるようになっているのが本講座。入門とある通り、全ての要素をサラッと流しながら学習できる構成となっており、細かい部分に深入りしないので良い意味で初心者には取っつきやすい内容と言えます。
環境構築の部分は初心者がつまづきやすい危険ポイントですが、「Anaconda」を利用してその「つまづきやすさ」をかなり軽減しているのも良い点。単回帰・重回帰・決定木という3種類の分析方法が登場し、確率統計に関する前提知識が無くても実用レベルの手法が学べます。
データサイエンスに興味がある場合だけでなく、「そもそもデータサイエンスってどんなことをするのか」という全体像を確認するのにもうってつけの講座です。
◆5:演習形式で知識を本当に使えるようにする講座
Pythonの基本的な知識を身につけた後で、「自分は本当にPythonが使いこなせているのだろうか……?」や「さらなるレベルアップのためには何をすれば良いのか分からない」といった悩みが発生することはよくあることです。Pythonのさらなる実践力を身につけるのに最適なのが「Progateの次に学ぶ!Python演習問題100問パック!〜データ型・制御構文編〜」講座です。
Progateの次に学ぶ!Python演習問題100問パック!〜データ型・制御構文編〜 | Udemy
まず問題が出題され、実際に自分でPythonのコードを書いて解いてみた後で解説を見るという流れの講座で、実力とともに「自分がPythonのコードを書けるようになっている」という自信も手に入ります。
Google Colaboratoryというツールを利用するので、面倒な環境構築は不要です。また、自分で構築したPython環境でも内容的には全く問題ありません。最初の方の問題は簡単で、ゆっくりと難易度が上がっていくので無理なくレベルアップすることが可能です。
この講座は「データ型・制御構文編」ということで、複雑な関数やクラスの知識は求められません。実際に手を動かすことでPythonの使い方を確実に自分の力にできる講座となっており、Pythonの基本を身につけた人が次に挑戦してみる講座としてはぴったりの講座となっています。
◆6:ITの国家資格「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」両方を一気に対策できる講座
ITに関する知識が一定以上であることを証明するための国家試験はさまざまなものが用意されていますが、その中でも「基本情報技術者試験」「応用情報技術者試験」は名前の通りシステム開発全体の基本的・応用的な知識を問う試験です。
技術者向けの試験ではあるものの、システムの設計・開発・保守・運用にとどまらず、ITを活用した経営戦略の立案など経営に関する問題も出題されるため、独学しようとしてもなかなか言葉のイメージをつかみにくいことも。「基本情報技術者試験+応用情報技術者試験+Python+SQL 初心者からプロのエンジニアになる講座」は、基本と応用の両方の試験を突破するための知識を余すところなく教えてくれる講座です。
<a href="https://www.udemy.com/course/kihonjoho-oyojoho/?utm_medium=udemyads&utm_source=bene-placement&utm_campaign=gigazine_omakase_python_202110&utm_content=coursekihonjoho-oyojoho&utm_term=gigazine
” target=”_blank” rel=”sponsored”>最新版: 基本情報技術者試験+応用情報技術者試験+Python+SQL 初心者からプロのエンジニアになる講座 | Udemy
試験は両方とも午前と午後に分かれており、それぞれ午前試験で80問の四択問題が出題され、午後試験は11問から5問を選択して解くようになっています。
基本情報・応用情報の午前試験は似たような内容が問われるため、この講座では、午前試験対策をまとめて最初に行い、そのあとでそれぞれの午後試験の対策を行います。
この講座一つで基本情報と応用情報の両方の対策ができ、丁寧な解説が合計54時間分も収録してあるなどかなりコストパフォーマンスは高め。講座にはソフトウェア開発の選択問題の中でPython用の対策が収録されていますが、Pythonを知らない人向けにボーナスレクチャーとして12時間近いPython解説が行われています。基本情報技術者試験・応用情報技術者試験の受験を考えている場合には、一部しか受講しなくても十分元が取れるお得な講座です。
◆7:Pythonを使って爆速で5つのウェブアプリを開発していく講座
実際にPythonを利用してブラウザ上で動作するウェブアプリを作成するには、Pythonの使い方を学ぶのとは別に「ウェブアプリの作り方」を学んでおくとスムーズです。身につけたPythonの知識を利用してアプリを組み上げる方法を学ぶのに役立つのが「爆速で5つのPython Webアプリを開発」です。
爆速で5つのPython Webアプリを開発 | Udemy
この講座では、ウェブアプリ作成のためのフレームワークとして「Streamlit」を利用します。最初にStreamlitの使い方を確認した後、5つのウェブアプリを実際に作成していくという構成。
作成するアプリは「株価可視化アプリ」「物体検出アプリ」「音声生成アプリ」「YouTube動画分析アプリ」「スクレイピング活用アプリ」の5つ。
おまけとしてPythonの入門レクチャーも用意してあるので、Pythonを使ったことが無い場合でも大丈夫です。ただし、プログラミング経験が全く初めてという場合にこの講座からスタートするのは多少の「へこたれない気持ち」を必要としそうです。
ウェブアプリという分かりやすい成果物が目標のためモチベーションが維持しやすく、むしろこの講座からスタートして行き詰まったらその部分を別の講座で習得するという使い方もOK。手っ取り早くウェブアプリ作成の力を付けたい場合には最適の講座と言えます。
◆まとめ
Udemyは世界で4000万人が学習している世界最大級のオンライン動画学習プラットフォームで、その課金形態は講座単位で購入する形式となっており、一度購入した講座は期限なくずっと視聴可能です。Udemyの各講座には、「プレビュー」という講座の一部を視聴できる機能があり、購入前に視聴することで、講座で学べる内容を事前に確認することができます。似たような内容の講座でどちらを購入するか迷った場合はプレビューを見て決めるのもよさげ。
受講中に分からない部分があった場合は講師に質問もでき、まさに至れり尽くせりとなっています。
Udemyには今回だけでは紹介しきれないほどのPythonの講座がたくさん用意されているほか、Python以外にも幅広い分野で多数の講座が用意されており、自分がまさに必要としている講座に出会える可能性が広がっています。特にIT関係の講座は初心者から上級者までさまざまな層向けに多数の講座が手厚く用意されているため、IT系のスキルを磨きたいと思っている人はぜひ一度チェックしてみるのがオススメです。
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Udemyは、「Improving Lives Through Learning(学びで人生をもっと豊かに)」を事業コンセプトとして掲げる米国法人Udemy,Inc.が運営する世界4,000万人以上が学ぶオンライン学習プラットフォーム。(2015年よりベネッセコーポレーションが日本における独占的事業パートナーとして提携を開始)Udemyは、C to C(Consumer to Consumer)プラットフォームで世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をオンラインでつなげる。最新のIT技術からビジネス、趣味まで幅広い領域の学びをオンラインで学ぶことができ、世界で約15.5万コース、約7万名の講師が登録している。
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