報ステ・大越健介キャスターの地震対応が「安心感すごい」 出演初週も元NHKの「落ち着き」に称賛

J-CASTニュース

   2021年10月7日夜に発生した千葉県を震源とする地震に関連して、地震発生時に生放送されていた「報道ステーション」(テレビ朝日系)のメインキャスターを務める大越健介さんの落ち着きぶりが視聴者の間で話題だ。

   年金通知書の誤送付のニュースのVTRが流れていた22時41分台、緊急地震速報が表示された直後、画面は突如としてスタジオに転換。激しい揺れでカメラが揺れたのち、番組は急きょ地震関連のニュースを伝えることになったが、その際、大越さんのベテランぶりが光ったのだ。


  • その安定感が、たくさんの安心を生んだ(写真はイメージ)

「あの声聞いてると安心する」

   地震報道の最中、メインで原稿を読んでいたのは小木逸平アナウンサー。大量の情報を矢継ぎ早に伝えていたが、一方の大越さんのアナウンスぶりは、それとは対照的といえるものだった。

   地震発生から4分後の22時分45分台、小木アナが地震の震源地が千葉県北西部であるといった情報を伝える中、大越さんは「津波の心配は、ないということですね」と、重要情報をサラリとアナウンス。声のトーンも地震発生前と変わらず穏やかなものだったためか、視聴者からは、「大越アナが報道ステーションに来てくれてよかった。あの声聞いてると安心する」といった視聴者からの絶賛の声がツイッターにあがった。

   大越さんは6月末までNHKに在籍しており、「ニュースウォッチ9」のメインキャスターなどを歴任。10月4日の放送で「報ステ」キャスターとして出演し始めたばかりだが、

「報道ステーションの大越さん安定のNHKみたっぷりの落ち着き。安心感すごいね」
「報道ステーション、地震速報は局アナがする決まりなのか、テレ朝のアナウンサーがずっと喋ってる?。大越さんの話し声のほうが安心するし、大越さんに話してほしいような」

と落ち着きぶりを絶賛する声が続々投稿されていた。

   通常の放送枠終了後も災害特別番組として「報ステ」の放送は続いていたが、日付が変わる直前には、停電したJR品川駅のコンコースから中継。明かりが消えて視界が悪い中、大越キャスターは現地レポーターから、どの入り口にいるかなど冷静に情報を引き出すように質問する場面もあった。視聴者からは「大越さん、やはり安心感」といった声が上がるなど、やはりアナウンスぶりを評価する声が上がったのだった。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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