![](https://i0.wp.com/okane.robots.jp/wp-content/uploads/2021/10/e59bbde38194e381a8e381aee3808ce4b880e888ace79a84e381aae383a1e383a2e383aae5aeb9e9878fe3808de3818ce4b880e79baee79eade784b6efbc81efbc9f.png?w=1256)
世界中のChromeユーザーの利用環境を調査したレポートが、国ごとのハードウェアスペックの違いを如実に表していると話題だ。
これはChromeの開発チームが世界10カ国を対象に、ユーザーがどのような環境でChromeを利用しているかを調査したレポートなのだが、デバイスのメモリ容量やコア数をはじめとした複数の項目について、各国の「一般的な値」が如実に現れていると評判だ。例えばWindowsでのメモリ容量は、米国では3分の1のユーザーがすでに10GBを超えているのに対して、インドはいまなお7割近くが8GBはおろか4GBにも到達していないほか、Androidデバイスのコア数は、日本やドイツは8割以上が5~8コアなのに対し、ナイジェリアはいまだ7割が3~4コアだったりと、国ごとの格差が一目瞭然となっている。レポートに掲載されているのは国ごとの直近16カ月間の推移グラフだけだが、ブログ「Publickey」ではこれらのデータをもとに国ごとの値が比較できるグラフを掲載しており分かりやすい。オリジナルのレポートは恐ろしく長いため、これから調査を読む人は、先にざっとPublickeyのエントリに目を通すとよいだろう。