【なぜ】スシロー、大皿のマグロを8貫から6貫にしてしまう……なお、お値段はそのまま980円 / 店員さんに聞いてみた結果

ロケットニュース24

スシローのマグロ大皿マジウマイ。税抜き980円と他の皿に比べたら高めだが、その代わり趣向を凝らしたマグロがいっぱい食べられるし、個人的には十分に納得できる価格設定だ。1週間前、食べた時も8貫も乗っていたしな。最高。

そこで2021年9月22日に再び注文してみたところ……おいおい! こりゃあどういうこったァァァアアア!!

・6貫しかない


2貫も減っとるやないか! 値段は同じ税抜き980円なのに!!

いくら何でもいきなり減らしすぎ違うか? 一瞬、そう思ったが、ひょっとして店員さんが寿司の個数を間違えただけかもしれない。そこで店員さんに確認してみたところ……


店員さん「これで合ってます」


──合ってるんかーーーーーーい! スシローさんよ、しれっとやりやがったな!! たまにしか来ない人は気づかないかもしれないが、週2でスシローに来てる私の目は誤魔化せないぞ! 出陣じゃ! 今からスシロー本社に突撃じゃー!!

・と思いきや

と思いきや、店員さんが言うには、どうやらこの大皿、今までのものと違うらしい。全部、生本鮪なのだとか。そう言えばタッチパネルにも「天然×生×本鮪」って書いてあったが、そもそも生本鮪ってどういう意味なの

店員さん「普通の鮪は、水揚げされて冷凍されて運ばれてるんですけど、生本鮪は、店に着くまで1度も冷凍されてない鮪のことです。鮮度の関係もあるので、漁次第の品で数量限定になってます」

──とのこと。どうやら、スシローとしても大皿が全部生本鮪というのは史上初なようである。そこで食べてみたところ……


ウメェェェエエエ


間違いなく鮪なのだが、舌に感じる味の強さが違う。普段のスシローの鮪が「おいしい牛乳」なら、これは牧場で飲む牛乳のようだ。この鮪は生きている


さらに、食感は筋繊維の存在すら意識するほどに後を引くものだが、同時に口の中でトロける滑らかさも持ち合わせている。魚肉だが、どこか動物的な肉にも感じられるのだ。この鮪は陸上で生きている!!

・正直、スマンかった

6貫を瞬殺してしまった。まろやかな味に、大皿にだけついてくる粗挽きのワサビがまたよく合うのである。なお、以前の大皿と比べ、1番上記の違いが感じられたのは鮪たたきであった。


スシローよ、疑ってスマンかった。エエ夢見させてもらったわ。スシローを後にする時、私は店員さんにこう告げずにはいられなかった。「ごちそうさまでした」と──。

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

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