カムカム撮了写真 非公開で騒然 – 女性自身

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《早く結末を知りたい、でも終わって欲しくない複雑な気持ち。こんなにドラマに引き込まれたのは久しぶり》
《朝ドラって途中中だるみみたいなのがあって、どうでもいいこと伸ばして行く展開あるけど、ヒロイン3人にすることで今回はテンポがよい》
《3世代3人のヒロインだとドラマのテンポが速く、継続して見やすかった》

2月26日、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』のクランクアップが同局から発表された。最終回は4月9日だが、早くもネットでは冒頭のように視聴者からは“終了”を惜しむ声が相次いでいる。

「撮影は約1年間続きました。通例、朝ドラではクランクアップの際、花束を渡されるヒロインの写真などが公開されますが、今回は“ネタバレを避けたい”と出演者の写真やコメントも一切なしという異例の措置がとられました」(スポーツ紙記者)

『カムカム~』は昭和・平成・令和の時代にラジオ英語講座とともに歩んだ祖母・母・娘の3世代を描く壮大なストーリー。京都・岡山・大阪を舞台に、100年におよぶヒロイン3人の人間ドラマを描き、初代ヒロイン・安子を上白石萌音(24)、二代目ヒロイン・るいを深津絵里(49)、三代目ヒロイン・ひなたを川栄李奈(27)が演じている。

ヒロインからの撮了コメントがない代わりに、制作統括・堀之内礼二郎氏が感謝のコメントを出している。

《たび重なるコロナ禍でもこうして無事にクランクアップを迎えられたのは、視聴者の皆様の熱い応援のおかげです。カムカムを楽しんでくださっている皆様の声が、制作チーム一人一人の心の支えになりました。本当にありがとうございました》

実はこのクランクアップの写真&コメント“非公開”により、安子を演じる上白石萌音の再登板を願う声がネット上で殺到しているのだ。

《残り少なくなりましたが、上白石安子の再登場が観れたら幸いです》
《安子が出るのかなあと期待しちゃうな》
《安子を登場させて引き締めて欲しい》
《今日、クランクアップということは…萌音さんの『千と千尋の神隠し』の舞台の前に終わった!! 安子の再登場あるんじゃないか?!》
《これから、色々な伏線回収が始まるんですね?! 苦労した安子やるいが幸せになるエンディングになっている事を、切に願っています!》
《るいと安子、できれば勇ちゃんも、家族の絆が再び繋がるといいな》

■上白石のマネージャーが京都のセット画像をアップ

テレビ局関係者は言う。

「制作統括の堀之内さんの撮了コメントのなかに《ひなたの恋、錠一郎の音楽、そして母・安子へのるいの思いは……残り6週間、さまざまな物語が描かれていきます》という一節があり、安子の名前が触れられていることで、ファンから上白石さん再登場への“ラブコール”につながっていると思われます。安子は朝ドラ史上稀にみるほど、娘と悲しい別れ方をしたヒロインでした。それだけに上白石さんが最後にもう一度だけ登場して幸せなエンディングを迎えてほしい、と願っているのではないでしょうか」

テレビウォッチャーの桧山珠美氏は上白石の今作の魅力をこう語る。

「上白石さんは実年齢24才ですが、安子の14才から演じ、それが不自然でなく見えたのは、丸顔で童顔と見た目や透明感、あどけない笑顔のほか、自身の無垢な少女のような部分が役を通して見えたのが、良かったのではないかと。純粋無垢な少女のひたむきさ、まっすぐさ、キラキラとした輝きは、ご本人にそういうところがまったく無ければ、できなかったと思います。

そのうえで、初恋、結婚、夫の出征・戦死、娘との生活――物語が進むごとに、不幸な出来事も多く、その試練や苦悩を乗り越える姿に、芯の強さとけなげさが見え、誰もが応援したくなるヒロインになりました。また安子の太陽のような笑顔を見せて欲しい、と視聴者が物語に没入できたのも、彼女のおかげです。親しみやすい笑顔と芯の強さ、安子の魅力がそのまま上白石萌音さんの魅力になっています。

演技の中でも、目、まなざしの演技が秀逸でした。恋する瞳、悲しみ、慟哭、怒り、喜び。目の輝き、まなざしで感情を表現できていたのが素晴らしいです。2代目・るいと、3代目・ひなたが幸せであればあるほど、安子とるいの不幸な別れが視聴者にはずっと小骨のように刺さっているので、和解があればいいですね」

実は先月29日、上白石のマネージャーはTwitterで、『カムカム~』の京都のセットを眺める上白石の写真を公開していた。現在、るい&錠一郎&ひなたが暮らしている『あかね通り商店街』の写真だ。

「マネージャーは《あの日、ほんの少しの立ち寄りだったので…萌音はこの看板に気づいていたのか…いないのか。来週のカムカムも心のそこから楽しみ》とコメントしていました。このことも“上白石さんの再登板を匂わせているのでは”とファンの間で話題になっていたのです」(前出・スポーツ紙記者)

これほどまで再登板が期待されている上白石。果たしてクランクアップには登場していたのだろうか――。

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