【全部うまい】コメダの新作「季節のケーキ」4種を全部食べてみた / 定番のモンブランと、新作3種

ロケットニュース24

待ってたぜ! ケーキ専門店と正面から殴り合えるガチクオリティでお馴染みな、コメダの季節のケーキ。いつも楽しみにしている方も多いだろう。それが、2021年9月17日にリニューアル。つまり、夏から秋に衣替えした。

お値段は税込み450円から520円(店舗による)で、定番の「純栗ぃむ」ほか、「洋梨カスタード」「まるっとショコラ」「ふんわりミルクティー」という新作3種が登場だ! それぞれどんな仕上がりになっているのか、じっくり見ていこう!

・純栗ぃむ

まずは定番の「純栗ぃむ」からいこう。毎年このシーズンに登場する、コメダのモンブラン。


甘すぎず、栗の粒子を感じるようなイイ感じのモンブランクリーム。メインの栗フレーバーやクリームを阻害しない、しっとりしたスポンジの土台。コメダのケーキは信用できる。一口でそうわからせる実力を感じる、丁寧なモンブランだ。


・まるっとショコラ

お次はビジュアルがモンブランな「まるっとショコラ」。


前情報が感想に影響するのは嫌なので、下調べをせず来店し「季節のケーキ4種全部ください」とメニューも見ずにオーダーした筆者。届いた時には「え、今年は栗のモンブラン2種類なの?」と勘違いしたが、実態はチョコレートだ。

こちらは甘さに全力で、まさにチョコレート好きのための1品という感じ。表面の濃い茶色のチョコクリームは、見た目の通り濃厚だ。そして中には軽めのチョコレートホイップ。


土台のスポンジはココア。トップに乗っているのはチョコレートでコーティングしたアーモンド。隠し味として、表面のチョコクリームと中のチョコホイップの間に、イチゴソースが隠されている。テクい仕上がりだ。コーヒーとよく合う。


・ふんわりミルクティー

甘さが最も控えめで、フワフワ感がNo.1なのが「ふんわりミルクティー」。


スポンジの弾力は中々のもの。この生地はアッサムティーのフレーバーがついている。表面の白いのはミルククリームで、オレンジ色はオレンジソースだ。


その全てがまじりあうことで、オレンジが香るアッサムミルクティー的なフレーバーになるという仕掛け。


全体的にオサレで大人な雰囲気の味わいで、グランド・ジャット島の日曜日の午後にマダムが食べてそうな感じ。めちゃくちゃ紅茶が欲しい


・洋梨カスタード

最後は「洋梨カスタード」だ。


表面で光を反射するカラメルソースが実に悩ましい。横から見ると分かりやすいが、このカラメルソースが塗られている部分は全て、むっちりした質感のカスタード。見た目には甘そうに見えたが、そこまで甘くなかった。


下の生地はタルト生地になっている。そして中心付近に仕込まれているのが、カラメルにまみれたブロック状の洋梨。洋梨のシャリシャリ感と、ほど良くムチついたカスタード。そして硬めなタルト生地が合わさって、口の中がとても賑やかになる。まるでパーティだ。

洋梨の味自体は少しカラメルやカスタードに負けている感があったが、個人的に食べていて一番楽しかったのはこれだ。もっとも、4種類のどれも個性が際立っており、方向性も味も全く別物。

共通しているのは、全部ウマいという点のみ。1月下旬までの販売を予定しているそうなので、のんびりとその時々の気分にあったケーキを楽しんでみてくれ! 

参考リンク:コメダ珈琲店
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

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