試食
ハウス食品から激辛ファンが追い求める旨味と辛味の両立を実現した「しあわせの激辛」シリーズがネット通販限定で登場しています。ハウス食品史上最強の辛さながらもしっかりと旨味を感じられる「質の良い辛さ」を追求したという一品を、実際に食べてみました。
ハウス食品史上“最強の辛さ”でスカッとリフレッシュ! 「しあわせの激辛」シリーズ発売 ストレス社会で戦うあなたへ | ニュースリリース | 会社情報 | ハウス食品
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これがハウス食品「しあわせの激辛」シリーズの「チキンカレー」「麻婆豆腐」「辛ボナーラ」「ラーメン」です。「チキンカレー」「麻婆豆腐」「辛ボナーラ」の3種はいずれもレトルトパウチのみですが、ラーメンは乾麺が付属しています。パッケージに描かれたイラストは、唐辛子のイラストとムンクの「叫び」を合体させたような印象。
まずは「しあわせの激辛 チキンカレー」から食べてみます。
各ユーザーの主観的な辛さから辛さの単位統一を図る「辛メーター」によると、5段階中3.25という評価。
あけくちには「辛さの苦手な方やお子様はご注意ください。刺激の強い製品ですので、目や傷口に入らないようにご注意ください」という注意書きが記載されています。
原材料は鶏肉・チャツネ・オニオンペースト・にんじん濃縮汁・トマトペースト・ソテー香味野菜ペースト・ガーリックペースト・ソテーオニオン・牛脂豚脂混合油・香辛料・チキンブイヨンなど多種多様。
カロリーは1食220gあたり303kcal。
というわけで、実際に調理していきます。「しあわせの激辛 チキンカレー」の作り方は、封を切らずにそのままお湯で温めるか、開封して中身をお皿に移し替えてからラップをかけてレンチンするかの2択。今回はそのままお湯で温める方法を採用しました。温め時間は沸騰させて5~7分。
ご飯にかけて完成。
食べてみると、食べた瞬間から口の中に痛みを感じるほどの辛さですが、その辛さをくぐり抜けた先にマンゴーチャツネの甘味やトマトの旨味や酸味、鶏肉の味わいを確かに感じられる出来映え。一味唐辛子・韓国唐辛子・ハバネロ・焙煎唐辛子の4種の唐辛子を使っているとのことで、単一の唐辛子では出てこない複雑な辛さがありますが、口内を刺すような痛みが強いことからハバネロがメインな印象です。辛さはかなり強いもののしっかりとその他のテイストを味わえるため純粋な辛さの求道者には物足りないかもしれませんが、旨味と辛味の両立というコンセプトにはバッチリ適っている印象。
続いては「しあわせの激辛 麻婆豆腐」を食べます。
こちらは辛メーターの5段階評価で2.93という評。
原材料は豆腐・鶏肉・なたね油・ごま油・香辛料・砂糖・ねぎ・豆板醤・しょうがペースト・オイスターソースなど、麻婆豆腐らしい食材が並んでいます。
カロリーは1食160gあたり229kcal。
レンチンでは具が破裂する可能性があるため、調理方法はレトルトパウチごとお湯で温める方法の一択。温め時間は沸騰させて3~5分。
器に盛り付けて完成。
食べてみると口内で暴れ回るような唐辛子の辛さもさることながら、花椒の「シビ辛」がしっかりと感じられます。花椒の風味と豆板醤・豆鼓醤の旨みや甘味と相まって、時折紅茶のような華やかな味わいに感じられるのが印象的でした。
続いては「しあわせの激辛 辛ボナーラ」。その名の通り、激辛カルボナーラのパスタソースです。
こちらは辛メーターで5段階中1.88と、しあわせの激辛全4種の中でもひときわ辛さが抑えめな様子。
原材料はベーコン・砂糖・植物油脂クリーム・小麦粉・生クリームなど、カルボナーラらしい食材名が並びます。
カロリーは1食160gあたり213kcal。
調理方法はそのままお湯で温めるか中身をお皿に移し替えてラップをかけて温めるかの2択なので、お湯で温める方法を選択。お湯の場合、温め時間は沸騰させて3~5分。
パスタにかけて完成。カルボナーラとのことですが、見た目的にはアラビアータ的な色味。
食べてみると、唐辛子の香りが強烈ですが、前2種で感じられた「口内の痛み」はなく、激辛というよりも「スパイシー」という単語がふさわしい印象。唐辛子の味わいも辛さというより酸味が強く、砂糖や生クリームなど由来の甘さもしっかりしているので、激辛を追い求めると肩透かしを食らうかも。
ラストは「しあわせの激辛 ラーメン」。全4種の中で、唯一乾麺がセットになっているタイプです。
辛メーターでの評価は5段階中2.74。
1パッケージは5個入り。
原材料を見ると、油揚げ面にはガーリックパウダーやチキンシーズニングが練り込まれており、粉末調味料には焙煎唐辛子・ガーリックパウダー・オニオンパウダー・ロースとガーリックパウダーが、辛味ペーストにはみそ・しょう油・辣椒醤が入っています。
カロリーは1食あたり414kcal。
中には乾麺に加えて、辛味ペーストと粉末調味料の小袋が入っています。
というわけで、いざ調理へ。まずは450mlの水を沸騰させて、乾麺を投入。ときおり麺をほぐしつつ3分間茹でます。
3分経過後、火を止めてから粉末調味料を投入。
器に注いで、辛味ペーストを入れて完成。
食べてみると、口内で暴れ回るような強烈な辛さがメインですが、ニンニクの風味やキムチ的な酸味も確かに感じられます。麺はにゅうめん的なふにゃふにゃ感の中にコシがあるタイプ。食べ進めるにつれて辛さがドンドン増してきて、スープを飲む頃にはカレーに匹敵するようなパワフルな辛さが堪能できる印象でした。
ハウス「しあわせの激辛」シリーズは、Amazon.co.jpで全4種1個ずつのセットが税込2249円で購入可能。
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