東京パラリンピックも閉幕です。開会に合わせてまたあのバッハ会長が来日していましたが、東京オリンピックのひどさの象徴がまたもや日本の地を土足で踏みにじりました。
「【東京パラリンピック】バッハ会長が開会式出席 特例で隔離免除に不満の嵐「来ないでくれと言えないのか」」(東スポ2021年8月23日)
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長が冬季オリンピック札幌招致を語っています。
「橋本聖子会長、30年札幌冬季五輪「何とか実現を」夏季五輪も「近い将来にまた開催できたら」」(スポーツ報知2021年9月4日)
東京オリンピックに感動があったんですね。個別の競技を見たらそれはそうでしょう。東京オリンピック開催に終わってしまえば、開催して良かったという世論調査結果もありました。
「オリンピック開催は良かった56%はやったもん勝ち メダル獲得最多も虚しく菅政権の支持率は最低」
橋本氏にとっては、コロナ感染拡大の責任は菅総理の退陣によって問題解決、うやむやにできるなんて考えているのかもしれません。
しか、それはあまりに無責任というもの。
札幌冬季オリンピックよりも、現実的な市民生活の回復のほうが重要なのに、なぜ、さらに冬季オリンピックに夢見ることができるのか、全く理解できません。
2021年8月22日撮影
元々、冬季オリンピック招致は、前市長の上田文雄氏が言い出したものですが、いったい、何を考えているのか全くわかりませんでした。
一部財界が小躍りしていたくらいで、しかし、札幌市議会では共産党を除き、賛成してしまうという狭い村社会をみせつけました。前回の市長選挙でも立憲民主党も「賛成」でしたが、今さら反対を言えないような雰囲気というものでしょうか。
このまま札幌招致に突き進むのですか。壮大なる無駄です。