2021年9月5日に行なわれた東京パラリンピックの閉会式で、大会スタッフの献身をまとめた映像が流れた。裏方として大会を支えた人々への感謝の気持ちを表す演出に、SNS上で称賛の声があがっている。
「運営側としても嬉しいだろうなあ」
式の終盤、ジャズミュージシャンのルイ・アームストロングの代表曲「What a Wonderful World(この素晴らしき世界)」の演奏があった。
障害を抱えながら活躍するロックバンド「ROGUE」のボーカル・奥野敦士さん、ピアニストの西川悟平さん、公募キャストの小汐唯菜さん、手話パフォーマーのRIMIさんが担当し、子供たちによる合唱団も加わった。
画面には東京パラリンピックを支えたボランティアの映像が流れた。選手の誘導や車両整備、会場設備の除菌など、裏方の業務が紹介された。選手が乗ったバスに向かって、手を振るスタッフの姿もあった。
大会の運営に欠かせない存在でありつつも、大会中はなかなか日の目を浴びることのなかったスタッフたちへの感謝を伝える映像に、SNS上では称賛の声があがっている。
「ボランティアさんや警備さんなどの運営スタッフをピックアップされるのは、運営側としても嬉しいだろうなあ」
「各競技シーンのダイジェスト映像と同じぐらい大会運営やボランティアの仕事シーンのダイジェスト映像にグッときてしまう」
「What a wonderful worldのとき、ボランティアの方やスタッフのみなさんの映像で泣きそうになってしまいました…」
「閉会式の最後の映像を見て、ボランティアの方達の地道な努力があったからこそ、この大会が開催出来たんだな~と改めて実感しました」
閉会式の模様は、 https://sports.nhk.or.jp/paralympic/highlights/content/3f38e867-6522-4327-acd0-02bc24f3c840/ で見逃し配信している。