新型コロナの影響で、テレワークを余儀なくされている読者も多いだろう。かく言うINTERNET Watch編集部でもそれは同じ。それぞれの住環境の中で、テレワーク環境をより改善すべく日々工夫を凝らしている。そこでこの連載では、そんなスタッフが実際に使ってオススメできると思ったテレワークグッズのレビューをリレー形式で紹介していく。
スマホ、タブレット、PC……。最近はUSB Type-C接続のデバイスが身の回りに増えている。しかし、ほぼ在宅勤務の環境へ移行したのに、USB充電器は以前購入したUSB Type-Aのみ5ポートで、給電もポートあたり5Vのものを使い続けていた。
これだとPCの充電は当然できないし、スマホやタブレットは充電できるものの遅いため、いざというときバッテリー不足に気づいてから、あわててケーブルをつないでもなかなかバッテリー残量が増えずに困ったりしていたのだ。
そこで、7月のAmazonタイムセール祭りの際に、値下がりしていたLVSUN「LS-Q5U-PD」を購入してみた次第だ。
本製品は、60W(20V/3A)までを給電可能なPD 2.0に対応するType-Cを1ポート、Qualcommの規格「Quick Charge 3.0」に対応するType-Aを4ポート装備し、5ポートで計80Wを供給できるという。
Type-Cポートからは、自宅にあるノートPCのうち、日本HPの「Envy 13」や、45W以上のみで給電が可能となるLG「Gram 13Z970」でも充電が可能だった。また、先日買い換えた「Mi 11 Lite 5G」で33Wの急速充電ができている。
このほかにも、USB Type-A給電でDsub 15ピン接続の古いモバイルディスプレイをDisplayPort変換をかまして常時使用しているほか、USB Type-A to USB Type-Cケーブルで完全ワイヤレスイヤホンやバッテリー内蔵の小型Bluetoothスピーカー、モバイルバッテリーなどの充電を行っていて、便利に使っている。
加えて、現在メインで使っているLenovo「Ideapad S540-13ARE」では、なぜかType-Aポートですら充電ができてしまったのは嬉しい誤算だ。ただ、自宅では別途、ACアダプターが付属するMicrosolutionのUSB Type-C接続ドッキングステーションを使っているため、あまり出番はないのだが。
筐体は平べったい薄型で、本体サイズは110×98×20mm。電源供給は汎用タイプのメガネケーブル。ケーブル類は付属しないが、立てて使用できる足も付属する。重さは238gなので、基本的には据え置きで利用したい。
モバイル用にはDIGIFORCE「65W USB Type-C GaN Fast Charger」とuni「USB TypeC ハブ」
一方、モバイル用途としては、USB Type-CとUSB Type-Aを1ポートずつ搭載し、53×53×30mmとコンパクトで、103gと比較的軽量のアダプターであるDIGIFORCE「65W USB Type-C GaN Fast Charger」を使っている。
プラグ折りたたみ式なので持ち運びに便利だし、Type-Cは20V/3.25Aで65Wの給電が可能。Type-Aとの同時給電も行えるし、この手のガジェットとしてはカラーラインアップが珍しいのも好印象だ。