任天堂株式会社は12日、子供の課金トラブルに関する保護者向けの注意喚起を行なった。ゲームにおけるアイテム購入の目的のほか、実際のトラブルの事例やその対策などを紹介している。
ゲーム本体は無料で、ゲーム内コンテンツ(キャラクターの服装やアイテム)を有料で提供する、いわゆる「基本プレイ無料」タイプのゲームが近年多く登場。ほかのプレーヤーが持っていて、自分の持っていないアイテムが欲しくなる場合も多くあり、子供が保護者に無断で有料コンテンツなどを購入してしまうといったトラブルも増加している。
具体的なものとして、保護者と子供が同じアカウントを使うことでゲーム機内に保存されたクレジットカード情報を子供が勝手に使ってしまう、購入時に必要なパスワードが子供に知られてしまうなど、4つの事例を紹介。カード情報を削除してプリペイドカードの利用に切り替えたり、パスワードを変更するといった、それぞれへの対策も説明している。クレジットカード自体を勝手に使われてしまうケースも多いという。
また、同社製ゲーム機のNintendo Switchについては、保護者のアカウントから子供のアカウントの利用を管理/制限できる「みまもり設定」機能を提供中。オンラインストアの「ニンテンドーeショップ」に対しても保護者から購入制限をかけられるため、あわせて活用してほしいとしている。
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