五輪馬術、報道陣が競技妨害? 落馬直後に注意のアナウンス「フラッシュは絶対に使用しないで」

J-CASTニュース

   2021年8月6日に行われた五輪近代五種女子の馬術(障害飛越)種目で、報道陣がフラッシュ撮影を注意される一幕があった。


  • エレナ・ミケリ選手(写真:AFP/アフロ)


  • エレナ・ミケリ選手(写真:ロイター/アフロ)

落馬で失権後にアナウンス

「メディアの皆さん、フラッシュを使用しないようにしてください。フラッシュは絶対に使用しないでください」

   エレナ・ミケリ選手(イタリア)の競技後、会場内でこんなアナウンスがあった。

   ミケリ選手は開始早々、障害物の前で馬が止まり投げ飛ばされてしまった。再開後も障害物に突っ込んでしまい、2度目の落馬。馬は興奮した様子で走り去った。UIPM(国際近代五種連合)近代五種世界選手権女子個人の銀メダリストがまさかの失権となった。

   アナウンスは、報道陣のフラッシュ撮影が競技に影響したためとみられる。報道陣への呼びかけは、英語と日本語で行われた。日本馬術連盟は、観戦マナーとして「演技中の写真撮影では、フラッシュを絶対に使用しないでください」と公式サイトで呼びかけている。

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