「激やせ」金正恩氏に新たな「異変」 後頭部に「絆創膏」…韓国メディアも言及

J-CASTニュース

   たびたび健康不安説が報じられる北朝鮮の金正恩総書記の後頭部に異変が起きたとして、波紋を広げている。

   正恩氏が朝鮮人民軍の会議に、後頭部に絆創膏のようなものを貼った状態で登場したのだ。その理由ははっきりしないが、良性腫瘍を取り除くための簡単な手術を受けたとの見方が出ている。


  • 7月24日から27日にかけて行われた「朝鮮人民軍第1回指揮官・政治活動家講習会」で、金正恩総書記は絆創膏姿で登壇した(写真は朝鮮中央テレビから)


  • 「朝鮮人民軍第1回指揮官・政治活動家講習会」の一コマ。絆創膏がない状態で、金正恩氏が隣の登壇者と話している(写真は朝鮮中央テレビから)


  • 7月27日の「第7回全国老兵大会」に出席した金正恩氏(写真は朝鮮中央テレビから)


  • 7月28日に「友誼塔」を訪問した金正恩氏(写真は朝鮮中央テレビから)


  • 7月11日の国内アーティストとの面会の様子。7月下旬と比べて、後頭部のしわのようなものが目立たない(写真は朝鮮中央テレビから)

手首が細くなって「やせた」説浮上

   正恩氏をめぐっては、北朝鮮専門サイト「NKニュース」が2021年6月8日付けで配信した記事で、正恩氏が時計をつけている左手首を拡大した写真を時期ごとに並べて比較し、

「腕時計は、細くなった手首に、以前よりもしっかりと(ベルトをきつく締めて)固定されているようだ」

などと、やせたことを指摘。さらに、6月25日には、正恩氏が鑑賞したコンサートの感想を市民にインタビューする朝鮮中央テレビの番組で、

「総書記同志のやつれた姿を見ると、我々は最も胸が痛い。みんな『自然に涙が流れる』と言っている」

として正恩氏のことを心配する声が放送され、正恩氏の健康状態に問題があるとの見方が広がった。ただ、韓国の情報機関にあたる国家情報院(国情院)は7月7日、正恩氏の活動は正常に行われており、身辺に異変が起きているとする説は「根拠がないと判断している」とする見解を発表している。

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