菅総理は30日夜の会見で、日本におけるロックダウンの法整備の必要性について問われ、「日本にはなじまないと思う」との考えを示した。
「きょうの分科会でもロックダウンに関する議論があったとうかがった。総理はこのロックダウンを可能にする法整備の必要性について、検討する考えはあるか」との質問に菅総理は、「ヨーロッパをはじめ、ロックダウンをして外出禁止のところで出れば罰金など、そうしたところで感染対策をしても落ちてまた上がってきて、なかなか出口が見えなかったと思う。結果的には、やはりワクチンだったと思う」とコメント。
その上で、「日本においてロックダウンという手法はなじまないと思っている。飲食に重点を置いた対策で日本はやってきた。今ワクチンが明確に効くということは結果が出ているので、一日も早く、一人でも多く接種できるような体制をしっかり組んでいきたい。ここが一番大事だと思っている」と述べた。
(ABEMA NEWS)