あ、これ欲しいやつだ。
リモートワークの普及によってWebカメラが活躍する機会はますます増えましたが、その使い道はビデオ会議だけではありません。Webカメラやマイクなど配信機器を次々とリリースするElgatoから、配信(ストリーム)に強いWebカム「Facecam」が発表されました。
Facecamは基本性能として、1080p/60fpsでのRAW(非圧縮)撮影が可能。Webカムとしてナンバーワン…というわけではありませんが、ストリームなら十二分な画質を達成しています。また、ソニー製のSTARVISセンサーや高品質レンズも、美しい撮影を下支えします。
配信に便利な機能としては、本体内部のフラッシュメモリに撮影設定を保存できる点。これにより、配信用マシンを切り替えても設定をやり直す必要がないんです。管理ソフトの「Camera Hub」では、最適な設定を自動で決めてもらうことも、自分で設定することもできます。
本体に内蔵されたヒートシンクは、24時間無休での冷却を実施。長時間の配信時にもカメラが熱でダレて撮影できない…なんてトラブルを防いでくれます。またディスプレ上部へのマウントだけでなく、カメラ用の3脚にネジ穴で取り付けることもできます。
Facecamの海外向け価格は199ドル(約2万2000円)。ウェブカムとして考えるとお高めですが、ElgatoのLED照明「Elgato Key Light」などの機材と組み合わせて、最高の配信環境を構築するのもおもしろそうです。