わずか1万1000円で購入できる35畳対応&微細粒子99.97%除去というコスパ最強空気清浄機「AIRROBO AR400」実機レビュー

GIGAZINE
2022年05月08日 09時00分
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さまざまな微粒子を除去してくれる空気清浄機の中でも、35畳という圧倒的広さに対応しつつ空気中の新型コロナウイルスや花粉まで除去してくれるHEPAフィルターを搭載した空気清浄機が「AIRROBO AR400」です。AR400は税込1万4900円と定価すらかなりのコスパですが、クーポンを使うとなんと税込1万1175円で購入できるとのことなので、その性能を実際に見てみました。

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AIRROBO「AR400」は縦長の段ボールで到着。


中にはAR400本体・電源コード・ユーザーマニュアル・保証書が入っています。


これがAR400本体。


大きさは縦22cm×横22cm×高さ37cmで……


重さは実測2.8kgと、大きさに比べてかなり軽め。


AR400は、4側面全ての下部が吸気口になっており……


吸い込んだ空気を内部でキレイにしてから天面の排気口から出すという構造。


天面中央の黒い部分は操作パネル。コンセントに接続すると、電源や風速切り替えなどの各種を行えるタッチパネルとなります。


底面は四隅に滑り止めが貼り付けてあり、中央には取り外しできるフィルターが搭載されています。フィルターを取り外してメンテナンスする方法については、記事後半で解説します。


というわけで、実際に使ってみます。AR400は前述のように各側面に吸気口が存在するので、壁にベタっとくっつけないように設置します。


コンセントを繋ぐと……


「ピー」という電子音が鳴って、スタンバイ状態に突入。スタンバイ状態では、電源アイコンのみが赤く点灯します。


電源アイコンに触れるとAR400が起動します。操作パネルに表示されるアイコンはそれぞれ以下の機能に対応しています。


というわけで、実際に使ってみます。「風速」アイコンをタップすると風速1・2・3とスリープモードが切り替わります。風速1・2・3の場合は現状の強さが数値インジケータに表示され、スリープモードの場合はスリープ表示が点灯します。


フルパワーにあたる風速3は35畳のスペースでも約27分で清浄するとのことで、かなりパワフル。ファンの性能についてはアメリカ家電製品協会が定める「Clean Air Delivery Rate(クリーンエア供給率:CADR)」という指標で300という値を達成しています。実際にアメリカ家電製品協会の認定リストを見ると、400という値を超えているのは主に業務用ハイエンド機で、10畳~20畳向けの製品には200に届かない品も多いようなので、300はなかなかの性能。一方、生み出す音量は、騒音計で計測したところ60dBAほどでした。(PDFファイル)環境省によると、60dBAというのは銀行の窓口周辺や博物館の館内程度の騒音で、この種の騒音をどの程度気にするかは人によるのですが、真横にいると気になる程度の音量ではあるという印象です。


6m程度離れた位置では53dBAほどに減衰しますが、この距離でも気になる人は気になるかも、というレベル。適用面積は35畳とかなり広めなことを考えると、大きな部屋の隅っこに設置するのが適切そう。


一方、最弱モードにあたる風速1では、1mほどの距離でも44dBA程度の音量で、相当静かな部屋でない限り音を感じないレベル。一方、風速2では53dBAほどで、こちらは「音はするが、あまり気にならない」という程度でした。


1メートルほどの距離から、風速1・2・3を切り替えてみた様子が以下。音の大きさ自体は再生時の設定などによって変わるため、あくまで風速1・2・3には静音性に差がある、と示すだけのものである点に注意してください。

コスパ最強空気清浄機「AIRROBO AR400」のスリープモード&風速3種の差はこんな感じ – YouTube
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フルパワーにあたる風速3については、扇風機を上に向けているのと大差ありません。

コスパ最強空気清浄機「AIRROBO AR400」のフルパワーモードは扇風機相当の風力 – YouTube
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風速アイコンから切り替えられる「スリープモード」は電源オフとは異なり、「電源はオンで、動作もわずかにしている」という状態。音はほぼゼロですが、手を近づけてみると微弱な風を感じます。


パネル左下の「タイマー」アイコンをタップすると、動作停止までの時間を1時間から8時間まで1時間刻みで設定可能。基本的な機能は以上で、設定できる機能は風速&タイマーのみと非常にシンプル。


操作とは異なる表示として、パネル右上に「フィルター交換表示」のアイコンが用意されています。AR400は、大きめのゴミを除外する「プレフィルター」、新型コロナウイルス対策にも用いられる微粒子除去用の「HEPAフィルター」、匂いを除去する「活性炭フィルター」を1つにまとめた「3-in-1フィルター」を使っており、通常使用においては6~8カ月ほどで交換が必要とのこと。フィルター交換表示は使用から1500時間で点灯するアイコンで、3-in-1フィルターの交換時期を教えてくれます。


今回は実際に3-in-1フィルターの交換をやってみます。まずは本体の電源をオフにして電源プラグを抜き、本体を逆さまにします。


底面中央の取っ手を持って、時計回りに回すだけで3-in-1フィルターを外せます。


3-in-1フィルターは軸部分がくりぬかれた円筒形。


本体側面にある吸引口から入ってきた空気が本体の中央部分にあるフィンを通して3-in-1フィルターの中心軸部分に送られ、外向きに空気が排出される際にフィルターを通過する……という構造のようです。


実際に使ってみると、スケジュール機能や自動風速切り替え機能はないものの、1万円台なのに35畳のスペースを約27分で清浄するというパワフルさが圧倒的で、その静音性からどちらかというと人の出入りがあるオフィス向きという印象。フィルターは1500時間が交換目安と、交換サイクルが短めですが、手軽に交換できる点が非常に便利。細かいメンテナンスにあれこれ時間をかけるのが嫌いという人にオススメです。

AIRROBO「AR400」はAmazon.co.jpでの定価が税込1万4900円。2022年5月8日から14日まではプロモーション期間中ということで、Amazonの3000円オフクーポンにくわえて「8OXBTBE6」という限定コードでさらに5%オフが可能とのことで、税込1万1175円で購入可能です。

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また、交換用の専用フィルターはAmazon.co.jpで税込2599円で購入可能です。

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