デノン、「Denon Home」シリーズ専用のサブウーファー–ワイヤレスホームシアターにも

CNET Japan

 ディーアンドエムホールディングスは3月11日、デノンブランドから「Denon Home」シリーズ専用のワイヤレスサブウーファー「Denon Home Subwoofer」を発表した。Denon Homeシリーズのワイヤレススピーカー、サウンドバーと組み合わせて、ワイヤレスホームシアターシステムを構築できる。発売は3月下旬。想定税込価格は7万7000円前後になる。

「Denon Home Subwoofer」
「Denon Home Subwoofer」

 Denon Homeシリーズは、独自のネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS(ヒオス)」を搭載し、シリーズ製品とのペアリングが可能。すでにサウンドバータイプの「Denon Home Sound Bar 550」やスピーカー「Denon Home 150/250」などをラインアップしている。

 Denon Home Subwooferは、20cmの大口径ウーファーをストロンチウムフェライト・マグネット採用の強力な磁気回路と120Wのハイパワーアンプで駆動することで、パワフルな低音を実現。ラウンド形状とグレーのファブリックを用いて、インテリアに溶け込むようにデザインされているという。

  電源コードに差し込むだけ接続ができ、スピーカーケーブルは不要。Denon Home製品とはワイヤレスでペアリングする。「HEOSアプリ」を使ってDenon Home Subwooferをシステムに接続すれば、組み合わせるサウンドバーやスピーカーの特性に合わせて自動的に音質が最適化され、ウーファーの音量やローパスフィルター、位相、リスニングポジションからの設定もアプリから可能だ。

 サブウーファーを加えることで、サウンドバーやほかのスピーカーは低域分の再生を中高域に振り分けることができ、より高音質が楽しめるとしている。

 本体は高さ374mm×幅330mm×奥行き330mmで、重量約12.5kg。Wi-Fiは2.4/5GHz、IEEE 802.11a/b/g/n/acを採用。アナログ 声入力端子のほか、USB-A端子も備え、USBメモリー再生にも対応する。ネットワーク端子も用意しているので、Wi-Fiの環境により、有線でネットワークに接続することも可能だ。

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