仕事終わりにやるのも良かった
で、早速金曜の夜にもう1回やってしまった。仕事が終わってすぐ東京駅へと向かい、ビールとともに乗り込んだ。
窓の向こうの高層ビルの明かりの中が、少しだけ見えた。
「あの明かりに中にいる人たちの労働が、サービス残業だったり、裁量労働制という名の無賃労働だったりしませんように」
そう願いながらビールを口に含み、7分のうちに飲み終えた。
「夜景を近距離で見ると、中の人に感情移入しがち」というのが今回得た知見である。でも、やっぱり楽しかった。170円の距離に1040円かける。数値以上の何かがあった。
ひとつ難点があるとすれば、つい気が大きくなり「もっと遠くに行きたい」と思い始めてしまうことだろうか。21時に東京を出て、その日のうちに関西にたどり着いてしまうんだもの。そんな交通インフラが当たり前にあるってすごい。いずれは終点まで行こう。