一生に一度はやりたいやつ。
「む。上から視線を感じる……」と、天井を見ると曲者(くせもの)が!
「何奴?!」と棒で曲者を突くやつをやりたかったのでやってみました。
そして、曲者対応はなかなか難しい。ということがわかりました。
曲者と対峙
ピンとこない方もいるかもしれません。もう少し詳しく説明します。
悪代官と越後屋の秘密のやり取り中、天井裏から物音が。それに気づいた悪代官が「曲者ー!」と叫びながら天井を突くやつ。
時代劇か、はたまたアニメかCMか…どこで観たのかは覚えていませんが、あるあるなやりとりではないでしょうか。
よし、突いちゃおう!
曲者を突こう
設置したら、秘密の電話をします。
自分が仕込んだので曲者の存在はわかってはいますが、実は、棒は曲者に当たりませんでした。天井にガツンと当たって絶望。
わかっていても本番を想定して「逃すものか」と焦ってしてしまい、狭いところにいる曲者に棒を当てるのは難しかったです。
人だとリアルすぎる
今回、イラストと実写2種類曲者を作りました。
実写の曲者を天井点検口に挟んだところ…。
やるならイラストがいい。でも…
実写の方は油絵風に加工したけれど、人はやっぱり気になります。特に目。
そして、どうしても人は突けませんでした…何故なら、人を棒で突いてはいけない。という心のストッパーが私にはあるからです。写真でも抵抗がありました。天井裏にいる曲者を突くのに憧れてはいたけど、実際やると戸惑うことばかりでした。
イラストでも突くのちょっと嫌でした。マジで見られたくない秘密の取引を見られたら、そういうのを気にせず突いてしまうかもしれません。曲者の対応をするには、まず心を悪に染めるところから始めないとダメかもしれないです。