シンガー・ソングライターの山下達郎氏が自身のラジオ番組で、「スマイルカンパニー」が音楽プロデューサーの松尾潔氏との業務提携が終了したことについて言及しました。
山下達郎、ジャニー喜多川さんへの尊敬の念「今も変わっておりません」 性加害問題の擁護は否定「全くの別問題」https://t.co/CXmKG19z4M
#山下達郎 #ジャニー喜多川 #ジャニーさん #ラジオ #TOKYOFM #sundaysongbook #松尾潔 @tokyofm
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) July 9, 2023
そしてその端緒となったジャニー喜多川氏の性加害問題に関して、「本当にあったとすれば許しがたく、事実関係の調査は必須」とした上で「私自身が知っていることが何もない以上、コメントしようがない」と述べ、「歌い継がれる作品を作る機会を与えてもらった恩義を感じている」とジャニー喜多川氏に感謝の意を示しました。
山下氏は「『忖度』あるいは『長いものに巻かれている』と解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には、私の音楽は不要でしょう」とコメントを締めくくりました。
山下氏が、ジャニー喜多川氏の性加害問題についてコメントする端緒は、山下氏の所属する事務所「スマイルカンパニー」と業務提携していた音楽プロデューサーである松尾潔氏が同社との契約が突然終了したとツイッターに投稿したことでした。
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このコメントに多くの批判が起きてしまいました。
今日の山下達郎の発言を要約してみたけど、結びの「僕の音楽は不要な方々なのでしょう」というスタンスはあまりにも文脈放棄じゃないかぁ、「作品に罪はない」と主張しておきながら自分のスタンスに納得できないなら僕の作品は不要だよねっていう結論はどうなの#山下達郎#サンデーソングブック pic.twitter.com/ulPbtll6kL
— みすゞ (@silent_sprint07) July 9, 2023
「ジャニーズ事務所の内部事情」は周知の事実でしたが・・・。
番組を聴きました。すごく残念です。
「音楽業界の片隅にいる私にジャニーズ事務所の内部事情など、まったく預かり知らぬことですし、まして性加害の事実について、私が知る術まったくありません」
こんな言葉が聞きたかったんじゃない。#山下達郎 #こどもの人権
— 外川浩子/ヒロコヴィッチ/『人は見た目!と言うけれど』発売中! (@mfms_hiroko) July 9, 2023
しかし、いくつもの論点が交錯しています。
なんか山下達郎は悪くない、見て見ぬふりをしていたのは私達もいっしょだという話になってるけど、いやそうではなく、ジャニーズ批判をした人を業務委託契約打ち切りという下請けパージした事務所とそれを追認したのが問題なんじゃないの?
少なくとも自分はそうなのだが、なんだろね— 清義明 (@masterlow) July 9, 2023
レジェンドでも時代を読み間違えたのでしょうか。
山下達郎、あれだけのレジェンドで大物でも、そんな大物だからこそ、サブスク配信も否定し、SNSもやらない!というように新しいものを否定し続けていると「老害」になってしまい、晩節を汚してしまうという格好の事例だと思った。
— 田端@ツイッターBOOTCAMP参加者を募集中! (@tabbata) July 9, 2023
ただし、批判していてる人たちの立場も注視するべきかもしれません。
なんか首になった名前きいたことない人のことで、望月衣塑子さんが山下達郎さんに責任をおっかぶせようとしてるのを見てると、ナニカグループをのさばらせるとどうなるのか理解できますね。
— 暇空茜 (@himasoraakane) July 1, 2023