「スマホ充電レンタル」最もコスパが良いのは? – 出先でのバッテリー切れを回避!

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外出先でスマホのバッテリー残量がギリギリになってしまったのに、モバイルバッテリーを家に忘れてしまった!そのようなピンチに陥っても、今や街のいたるところにスマホを充電する手段があるのです。最近、見かけることが増えたモバイルバッテリーレンタルサービスはどのサービスが使いやすいのか、どこで充電するともっともコスパが良いのか、比較してみました。

見かけることが増えてきた充電スタンド モバイルバッテリーレンタルの正解は?

モバイルバッテリーを家に忘れてしまったのに充電用のケーブルを都合よく持っている、なんてケースは稀ではないでしょうか。モバイルバッテリーも充電用のケーブルもない時に、一番手っ取り早く電池切れを回避する手段は、ケーブル付きのモバイルバッテリーを借りてしまうこと。

そこで、まずはモバイルバッテリーのレンタルサービスを比べてみましょう。
今回の記事で比較するサービスは次の6つです。

・ChargeSPOT(チャージスポット)
・充レン
・HESTA CHARGE(へスタチャージ)
・mocha(モチャ)
・POWER NOW(パワーナウ)
・充電GO!

各サービスに特徴があるため、目的・状況に合わせて使いわけましょう。

ChargeSPOT

(画像は「ChargeSPOT」公式サイトより引用)

多少お金がかかっても利便性を重視したいのであれば、チャージスタンドの設置数が全国的に多い(2022年9月時点のプレスリリースでは、全国約3万5000箇所)「ChargeSPOT」がオススメです。

コンビニや駅などにもチャージスタンドが置いてあるので、モバイルバッテリーを借りるだけで他事にお金を使う必要がないのは、地味にありがたいと感じました。借りていたバッテリーを返却する場所は、返却可能なスタンドであればどこでも問題ありませんが、スタンドの数が多いので返す場所を探すのにさほど時間もかかりません。

料金体系は、少しわかりにくいかもしれません。30分未満が165円、30分以上~3時間未満が360円、3時間以上から6時間未満が450円、6時間以上~24時間未満が540円です。24時間以上借りると、1日ごとに360円ずつ加算されます。

充レン

(画像は「充レン」公式サイトより引用)

首都圏で生活していて、少し長めにモバイルバッテリーを借りたいと考える人にオススメなのは「充レン」。

充レンは駅のスタンド設置に力を入れていて、鉄道駅の設置数はモバイルバッテリーレンタル業界でNo.1。都内であれば、都営三田線や都営新宿線、京急線や小田急線といった路線の駅にもスタンドが置いてあります。

料金は、レンタル当日から翌日24時まで330円とシンプル。以後、1日延長で330円加算、2日目の延長ではさらに330円加算します。

充レンは、LINEと連携して借りた場合に、借りた日の翌日24時まで無料で何度でも再レンタルできる「リチャージ特典」が付いてきます。無料で都度、借り直せるのは非常にお得ですが、タイミングを誤って延長してしまい、余計な出費を増やさないように注意しましょう。

コスパ最高のモバイルバッテリーレンタルサービスとは

mocha

(画像は「mocha」公式サイトより引用)

短時間でも構わないから“タダ”でモバイルバッテリーをレンタルしたい! という場合には「mocha」がオススメ。

毎日、初回のレンタル開始から15分までは無料。15分以降は、1時間ごとに110円で24時間最大で550円。ほんの少しでもバッテリーを回復できれば良い、と考えている方には、もっともコストパフォーマンスが高いサービスと言えるでしょう。

ただ、チャージスタンドの数がさほど多くない点はネックと言えます。アプリを導入してスタンドを探してみましたが、飲食店に置いてある場合が多く、営業時間外では当然スタンドの返却もできません。

POWER NOW

(画像は「POWER NOW」公式サイトより引用)

「POWER NOW」の料金は、mochaと同様に1時間ごと110円。こちらは15分無料のサービスタイムはなく、24時間最大は660円です。mochaの決済方法がクレジット払いしかない一方で、POWER NOWはPayPayやWeChatなども選べます。また、mochaと比べて、スタンドの数は体感的に多いと思いました。

1時間単位の料金では、mochaとPOWER NOWのコスパは高いので、チャージスタンドの数がさらに増えて気軽に返却できるようになれば、より需要が高まりそうです。

HESTA CHARGE

(画像は「HESTA CHARGE」公式サイトより引用)

1日単位のコストパフォーマンスがもっとも高いのが、「HESTA CHARGE」。レンタル料金は1日165円からで、1日延長するごとに165円ずつ加算されていきます。

2日借りる前提であれば、気軽に再レンタルできる点で同額の充レンのほうがオススメですが、24時間以内に返却するつもりならHESTA CHARGEがもっともお得です。

昨年4月にスタートした新しいサービスなのでスタンド数はまだ少ないですが、アプリ上の地図で比較すると、mochaよりは多くPOWER NOWと同じくらいといった印象。ただ、スタンドの設置場所が飲食店に多く、営業時間に左右されてしまう点はmochaなどと同様です。

充電GO!

(画像は「充電GO!」公式サイトより引用)

最後に、少し特殊ですが、“沖縄県で”モバイルバッテリーをレンタルする場合にオススメな「充電GO!」について。

沖縄県のファミリーマート298店舗にスタンドがあり、ブルーシールや御菓子御殿など観光客が訪れるスポットで見かけることができます。

料金は1日ごと220円とシンプルで、クレジット以外にPayPayなどでも決済が可能です。今年5~6月には、沖縄県民なら1日15円というキャンペーンを打ち出していたとあって、特定の地域限定ではありますが、非常にお得で便利なサービスと言えるでしょう。

モバイルバッテリーレンタルは、各サービスで絶妙な差異化が図られているため、利便性と低価格のどちらを優先するのか、どのくらいの時間レンタルする予定なのか、自身の目的によって使いわけていくべきでしょう。

アプリのダウンロードや登録には支払いがかかりませんので、いざという時に使えるよう備えておいてもいいかもしれませんね。

スマホの電池がなくなりそうな時に目指すべき充電スポットとは

では、実際にスマホを充電するには、どこを目指して動けばいいのでしょうか。モバイルバッテリーをレンタルしたい場合は、各サービスの公式アプリやLINEアカウントから、近くのスタンドを探せます。

ただ、GPS機能の利用はバッテリーの消耗を加速させてしまいます。そこで、地図アプリを起動せず充電スポットを探す際、目印とすべきポイントに関してもご紹介いたします。

無料で充電できる可能性がもっとも高いのは、携帯キャリアのショップに行くことです。ドコモはChargeSPOTを導入しているようですが、auとソフトバンクは無料で充電器を貸し出してくれるショップがいくつかあるそうです。

また、コンビニのイートインにはワイヤレス充電「Qi(チー)」が利用できる店舗もあります。モバイルバッテリーレンタルサービスに関しても、ファミリーマートはChargeSPOTと充レン、セブン-イレブンとローソンはChargeSPOTを導入しています。

家電量販店では、ノジマが会員登録をしていれば無料で充電が可能。ドン・キホーテのHPには、無料スマホ充電を行える店舗がある、との記載も。

カラオケボックスでも、スマホ充電器の無料貸出を行っている場合があります。ビッグエコーでは、2018年4月に全店舗・全ルームでスマホ充電器の無料貸出を行っていて、まねきねこやカラオケバンバン、ジャンカラなどでも充電器の無料貸出に対応してくれる店舗がある、と公式サイトにて明記されています。カラオケ館やコートダジュールでは、ChargeSPOTが置いてある場合がほとんどのようです。

漫画喫茶の公式サイトで、充電器のフリーレンタルが示されているのは、カスタマカフェ。コミックバスターでも充電器の無料貸出(一部店舗では有料充電器の設置)を行っているようで、困ったら漫画喫茶を探してみるのもアリかもしれません。

意外なところでは、日本交通のタクシー全車が充電用端末を完備。“走る充電スポット”として、移動しながらの充電が可能です。

いかがでしたか。無料でスマホを充電できるスポットばかりではありませんが、充電用ケーブルを持っていない場合でも、スマホのバッテリー切れに対処できる場所は意外と多いようです。

電池の切れ目は、情報の切れ目。ピンチに対応できるよう、本記事を活用していただければ幸いです。

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