薬を飲んで妊娠中絶する「経口中絶薬」が日本でも承認され、発売されました。中絶手術より安全な方法ですが、なぜか産婦人科医会はこれに反対。今年4月にようやく承認されました。
「飲む中絶薬」販売開始、厳しく流通管理 使える医療機関リスト化へ https://t.co/yZLPMJQEKh
英製薬会社ラインファーマは16日、経口中絶薬「メフィーゴパック」の販売を開始したと明らかにした。医療機関の登録などに時間がかかり、月内の使用開始を見込んでいるという。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) May 16, 2023
しかし承認後も、適切な体制ができるまでの当分の間は、入院設備がある一部の医療機関のみで使うことができ、価格は診察料込みで約10万円。
#中絶薬が10万円はありえない
海外では1,000円程度のものがなぜ10万円?(画像はNHKより) pic.twitter.com/hhTvwlzrqN— 10millefeuilles (@10millefeuilles) April 25, 2023
【経口中絶薬】日本産婦人科医会「診察料込みで10万円程度」|なお海外での中絶薬の平均価格は780円で、約30か国では実質無料(※ソース https://t.co/lLxsPRMA84)https://t.co/yNi13z9HCm
— LChannel (@lchannel_) April 25, 2023
世界の平均価格は740円~780円ぐらいです。日本でその100倍以上の価格がつくのは、産婦人科医会が「中絶手術と同じ価格にしろ」と要求したためです。
海外での平均価格740円の「経口中絶薬」、日本産婦人科医会・木下会長「10万円程度で販売したい」 https://t.co/j3y8weeksn
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) December 23, 2021
“木下会長は「医師は薬を処方するだけでなく、排出されなかった場合の外科的手術など、その後の管理も行うので相応の管理料が必要だ」”
“10万円程度かかる手術と同等の料金設定が望ましい”なんで?経口中絶薬と手術は別に請求したら良くない?
その金欲を腹の中から10万でかき出してもらえよー https://t.co/S69fEJCVKo— 枝豆 (@otomoniBeer) December 23, 2021
経口中絶薬は、イギリス、フランス、ニュージーランドなど30ヶ国では無料で提供されていますが、日本は保険の適用外。
ちなみに、私が協力関係にあるWomen on webさんの中絶薬は12000円~13000円程度です。 これは、 問診・処方・EMSでの発送を全て含めた値段です。 海外からですら1万円くらいで処方してもらえる薬なのに、 なぜ国内の病院で10万円になるのか…。 #中絶薬が10万円はありえない
— ウチらのリプロジェクト ~ #配偶者同意なくそ署名中 (@letwomendecide) April 25, 2023
月経も避妊も中絶もお産もすべて「保険診療外」にしている日本のシステムはおかしい。女性しか必要としないケアを「自由診療」にして、法外な値段をつけてきた従来の日本の政策は女性差別的です。中絶薬の承認を機に、中絶医療のありかたはもちろん、産婦人科医療のありかたを全面的に見直すべき
— 塚原久美🍀著『日本の中絶』ちくま新書、『中絶のスティグマを減らす本』等amazonでチェックして! (@kumi_tsukahara) May 15, 2023
妊娠中絶をやりたくてやる人はいません。中絶手術は危険で、母体を傷つけるリスクも大きい。「堕胎は悪」という偏見を捨て、安全な方法を推奨してはどうでしょうか。
「海外で1000円はデマだ」と騒いでいるやつがいるが、WHOの統計ではミフェプリストン(日本で発売される中絶薬)の単価は610円~1650円。https://t.co/Xlf0bEi8Ws pic.twitter.com/8LrMrxZkyH
— 池田信夫 (@ikedanob) May 17, 2023