この世に存在しない魚をゲームなどに使われる「手続き型生成」でランダムに生成する「fishdraw」

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2326行のコードに基づいて数百本の線を生成し、魚の形として出力するウェブサイトが「fishdraw」です。この世に存在しない魚をこの世に存在しない学名付きで生成してくれるとのことで、実際にどんなものなのか確認してみました。

fishdraw.glitch.me/
https://fishdraw.glitch.me/

fihdrawにアクセスすると、以下のようにランダム生成された魚が表示されます。口ひげと大きな目、二股の尾びれが特徴的な一見すると実在していそうな魚ですが、完全にランダムに自動生成されたもの。「Alilus plalonna」という学名も存在しません。


右上の更新ボタンを押すと……


新しく魚が生成されます。突き出た下あごと鋭い歯が特徴の「Ptetothys armacuris」です。なお「arma」は鎧、「cŭris」は槍という意味のラテン語ですが、「armacuris」という名を含む学名は存在しません


他にも、腹びれが下に伸びた魚や……


胸びれが尾びれに届きそうなほど長い魚も生成されました。


なお、これらの魚の生成には、ゲーム「The Elder Scrolls II: Daggerfall」や「No Man’s Sky」などに使われる技術「手続き型生成」が使われているとのこと。アルゴリズムに基づいてランダムなデータを生成するこの手法で、数百本の線からなる魚を描いているというわけです。以下の画像をクリックすると描画の様子をアニメーションで確認できます。


生成されるあらゆる魚がいずれもこの世に存在しないとのことで、観賞用として楽しむのもよし、フィクションなどの素材として使うもよしです。

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2021年08月28日 20時30分00秒 in レビュー, Posted by log1p_kr

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