寒い季節に恋しくなる食べ物といえば焼き芋である。
昔は自宅の近所まで、軽トラックの移動式焼き芋屋さんが来ていたなぁ。「石焼き芋いかがですか~」なんて放送が聞こえたら、500円玉を握りしめて家を飛び出していたものだ。
あぁ、あの味が恋しい。──そう思っていたところ、『石焼きいも黒ホイル』なるアイテムを発見してしまった。コレを使えば自宅で簡単に焼き芋が作れるらしいのだが、本当だろうか?
・石焼きいも “も” 黒ホイル
2022年、世の中では第4次焼き芋ブームが来ているらしい。その影響は近所のスーパーの品ぞろえにも影響しているようで、野菜売り場には8種類ほどのさつまいもが並んでいた。
その隣に鎮座していたのが『石焼きいも黒ホイル』だ。
筆者が購入した店では税込み360円。4.6mしか入っていないため、普通のアルミホイルと比較すると割高な印象ではある。
ちなみに、パッケージに『石焼きいも “も” 黒ホイル』 と書いてある理由をメーカーへ問い合わせたところ、
「焼き芋だけではなく、トマトやキノコなど、野菜を焼くのにも使っていただきたいということから、2022年夏よりパッケージ変更しました」
ということであった。
中身を引き出してみると、表面にビッシリと黒い印刷が入っている。
この製品でさつまいもを包んで焼くことで、通常のアルミホイルよりも内部温度が高くなり、効率よく火を通すことができるのだそうだ。
自宅にあった同メーカーのアルミホイルと比較してみたが、薄さも材質もまったく同じ。違うのは色だけであった。
本当に黒か銀かの違いだけで焼き上がりに影響が出るのだろうか? なんでも疑ってかかる性分のため、実際に焼き芋を作って実験してみることにした。
・自宅で焼き芋を作ってみよう!
①水洗いしたさつまいもを黒ホイルで包む。
包む際は黒い面が表に出るように。また隙間ができないよう、ピッタリとホイルを密着させるのがポイントだ。
②オーブントースターで焼く。(1000Wのトースターを使用する場合は20分)
作業は以上! あまりにも簡単すぎて拍子抜けするぐらいだ。今回は比較対象として、普通のアルミホイルで包んださつまいもを同時に焼いてみたぞ。
・焼き上がりの違いは…!?
それでは結果発表をしよう! 黒ホイルと普通のアルミホイル、さつまいもの焼け具合に差は出たのだろうか!?
まずは普通のアルミホイル。
ポキッという音とともに折れた。香りも見た目もほとんど生のままで、お世辞にも焼き芋とは呼べないような代物である。
後ほど調べたところ、アルミホイル&トースターで焼き芋を作るには1時間ほどかかるとのこと。もちろん芋のサイズ等によっても変わってくるが、今回はどう考えても時間が足りない。当然の結果というわけだ。
続いては黒ホイル。
フカッという感触とともに、緩やかにふたつにわかれた。完全に火が通っているだけでなく、水分量が多くねっとりとした焼き芋の質感が出ている。もちろん、香りもスイートだ!
両者を並べて見ると違いは明らか。逆に火が通るだけでここまで質感が変わるなんて、芋ってすごいよな。
検証の結果、黒ホイルの実力は間違いなく本物。自宅で簡単に焼き芋を作りたい人には、これ以上ないほどのおすすめアイテムであった。疑ってすみませんでした!!