VAIO株式会社は、2021年に発売した個人向け「VAIO Z」および法人向け「VAIO Pro Z」の5G対応モデルにおいて、電波法認証外の電波を発する可能性があるとして、修正ファームウェアの提供を開始した。
対象となるのは、下記の製品のうち5G対応モジュールを搭載しているモデル。該当モデルでは、電波法における特定無線設備の工事設計認証を受けた周波数帯(5G NR Sub6 n77/n78/n79)以外の電波を発する可能性があるという。
- VAIO Z(VZ141シリーズ、2021年2月発表)
- VAIO Z(VZ142シリーズ、2021年10月発表)
- VAIO Pro Z((VJPZ11シリーズ、2021年5月発表)
同社では、内蔵の5G通信モジュール「Telit FN982m」向けに、修正ファームウェアとなるバージョン「1.0.0.14」の提供をすでに開始している。安全性や機能性への問題はないものの、修正しないまま使用すると電波法に抵触する恐れがあるため、早めのアップデート適用を呼びかけている。
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