放置ゲーだと侮るなかれ。Appleが選んだ今年のベストゲーム

隙間時間にピッタリハマるゲーム、見つけました。

AFK:ジャーニー」は、Appleが先日発表した2024年のApp Store Awardsにて、「今年のベストiPhone ゲーム」を獲得したゲームです。それほどすごいゲームなの?と思って遊んでみると、スマホで遊ぶゲーム体験へ見事に最適化された、遊びごたえ十分なRPGでした。

スマホRPGの到達点?

プレイヤーは魔法使いマーリンとなって、仲間を集めながら、世界各地で冒険を繰り広げます。

元々本作は放置ゲーだと聞いていたので、正直あんまり期待してませんでした。ダラダラと続くだけの中身がない系のゲームじゃんって。でも、いい意味で裏切られました。

スマホゲームで遊ぶRPGの、ひとつの到達点。って言ったら言い過ぎか。でもそれぐらいよくできたゲームです。

Image: FARLIGHT GAMES

なんでかっていうと、壮大な冒険譚がスマホで手軽に遊べるように緻密に設計されているから。

たとえば、バトルはシンプルな入力のみで、あとははオートで。フィールド移動は、目的地まで自動でパーティが向かってくれる。装備は複数のキャラクターに同時に適用できて、レベル上げに関しても控えメンバーまで自動で上がる仕組み。

これらはほんの一部で、とにかく、めんどくさい操作が極限まで減らされて、ストレスなくサクサク遊べるようにできてます。

コンソールゲームだったら、バトルでのシビアなコマンド入力や、じっくり装備を選んだりってのが楽しいわけですが、小さい画面で隙間時間に遊ぶようなスマホゲーでは、それってちょっとしんどいんですよね。

本作、「スマホゲームで本格的なRPGってどうやったら楽しめるの?」を、徹底的に考えて作られている感じがすごいする。

Image: FARLIGHT GAMES

ただ、それだとゲームを遊ぶ醍醐味である勝利したときの喜びや、引き込まれるストーリーはないのでは?と思われるかもしれませんが、そんなことないのが本作のいいところ。

シンプルながらも戦略が問われるバトルと、徐々に謎が明かされていく壮大なファンタジー物語が待ってます。

ゲームを閉じてる間は、自動でバトルが進行し報酬を獲得してくれるので、毎回ゲームを開けるのが楽しみに。列に並んでるときにサクッとプレイしたり、腰を据えてじっくり物語を楽しんだり、その時々に合わせて自由に遊べる作品です。

今から始めて、冬休みにじっくり遊んでみてはいかがでしょう?

Source: Apple, FARLIGHT GAMES