ポケットに挿して持ち歩ける。24時間活躍するソーラーランタン

なんだか最近のLEDって明るすぎませんか?

2000年頃に白色LEDが普及しだして、2008年には東京タワーもLED仕様になりましたね。昨今では光量の増加はもちろん、自然光色のLEDなんかもあって、地味にLEDを追っていると面白いのです。

光の照射角もだいぶ広角になったこともあり、家中でとてもありがたく使わせてもらっていますが、一方で明りが強すぎると感じることも。昔のぼんやりした明かりも趣があって良かったような…。

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千代田区から発信する心も温かな灯り

と、たまにはぼんやりした明かりを楽しもうかと購入したのが「Landport」のソーラー充電式のLEDランタン「CARRY THE SUN Medium Warm Light」。

こちらは東京の千代田区に拠点を構えるライトブランドが手掛けたもの。 “人々の心を灯す”というコンセプトで、公式オンラインで購入すると、同数の商品が被災地や無電化地域に届けられるという素敵な取り組みをされているのです。

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ボクが選んだのは温かみのあるWarm Light。厚めのヨットセイル生地のカバーに番手の太い糸が織り込まれているので、点灯させると糸の影が格子状に投影されて雰囲気あり。

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CARRY THE SUN Medium Warm Light / White Belt 4,400円(税込)

明るさはLED10灯で、弱(約10ルーメン/写真上)、中(約20ルーメン/写真中)、強(約100ルーメン/写真下)と点滅の4段階で調節ができます。もちろん素材はヨットのセイルに使われるぐらいなので軽量かつ耐久性も十分。

カバーは耐UV糸で縫製されており、IP67の防水防塵仕様。要するにあらゆる環境で使えるってことですね。

超コンパクトだから使用シーンも自由自在

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持ち運びも簡単で収納時のサイズはH11×W21×D1.2cmで大人の男性の手くらい。バッグのスリットポケットにスッと入れられます。ちなみに使用時はH11×W11×D11cm。

いろんなシチュエーションで実際に使ってみた

キャンプ:メインランタンにはならなかったけど、ソーラーパネル側にベルトがあるので、テント内の頂点にカラビナで引っ掛けて使用。強モードはサブランタンとしては十分な明るさ。

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あと何気にインジゲーターは電気残量が確認できるので安心感があって良かった。

お風呂:防水だからと、とりあえず使ってみたらこれが最高。ボク、未だに小説だけは紙で読んでいるのですが、ページが若干暖色に照らされて没入感あります。オススメは中モード。強でもいいのですが、それだと風呂の電球とあんまり変わらない…。

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玄関先:物騒な世の中になってきたので強盗対策としてどうかなと転がしてみました。昼はソーラーパネルが上になるように置いて、暗くなったらひっくり返すと数日繰り返したのですが、中モード(フル充電(7〜9時間)で42時間)だと朝起きてもしっかり点いています。

就寝前のベッドサイド:布団から出ずに電気を消せるのは、この時季、本当にありがたい。しかもイサム・ノグチの「AKARI」感もふんわり漂っていてお洒落。

就寝後の廊下:目が覚めてトイレに起きた時など便利ですが、なにより電気代を気にせずに点けっぱなしにできるのが嬉しいところ。

とまあ、ボクなりの“ぼんやり明かりライフ”を楽しんでいるわけです。 使い方を考えるのも楽しいソーラーランタン。あなたの一日の中にも、活躍するシーンがきっとあるはずです。

Photo: 宮前一喜

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